対人関係って、なかなか難しいですよね
ストレスの多くが対人関係に起因するとも言われています
仲の良い人とだけでいられれば、こんなに楽なことはありませんが、会社とか学校では、それだけでは済まないことも数多くあります
私自身も、人間関係で悩んだことはもちろんありますし、これから起きないとも限りません
今日はそんな人間関係の中から、
人生において特に大切な「友達」との付き合い方、関係性についてお話ししていこうと思います
特に、
今人間関係で悩んでいる方には参考になるかと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね
今日の話はだいぶん、精神的な話になりますが、その前に科学的なことをひとつ
「ミラーニューロン」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか
「ミラーニューロン」とは人間の脳細胞の一種で、誰でも持っているものです
このミラーニューロン、何かに影響を受けると、それと同じような形に変わっていく、という性質を持っています
つまり、
人間は、周りの人間に影響されてある程度(周りの人と)同じように変わっていく、ということが科学的に既に分かっていることなのです
「周りの人間に影響されて同じように変わっていく」
これを前提として覚えておいてください
付き合った方が良い人とは
尊敬できる気の置けない人と付き合おう
結論から書きますと、
お互い尊敬しあえる、成長しあえるような人が良いでしょう
これは気の置けない存在、とも言えるかもしれません
これは、お互いが刺激しあって、争って成長していける・・・という意味ではありません
互いに欠点を改善しあって、よく認め、心から笑いあえる、という意味です
例えその人の顔が好みでなくとも
例えその人にいわゆる才能がなくとも
そういう人といれば、自分の内面を見ることを忘れないで言われます
これは取りも直さず、継続的な成長をすることが出来るのです
そして、運悪く、そういう人に巡り合えていないなら、
無理に友人を作る必要などないと思います
いずれ、本当に気の置けない中の友人が必ず出来ます
その時に大事なのは、自分を大切にしていることです
そうでなくては、人は自分を大切にしてくれません
自分より性格の良い人と友達になろう
ミラーニューロンのくだりはここで出てきます
これは明らかに自分の成長になり、性格が良くなれば良い友人は自然に増えていきます
まずは、そういう人を見つけましょう
そして積極的に仲良くなりましょう
・・・もし自分より性格の悪い人ばかりなら・・・
無理に友人を作る必要などないでしょう
こんな人とは「真の友達」ではない
本当の友達を探そう
①求めてばかりの人
少し何かをするとすぐに見返りを求めてきたりする人は良い関係は築きにくいです。
また、「あなたに嫌われるのを恐れるあまりあなたに優しくする人」にも注意が必要です。こういった人はある程度関係が出来ると本性を現し、急に横柄な態度になったりします。
②口先だけの人
「先週だったら良かったのに・・・」とか、「また今度ね」などとおもねることばかり言う人。あなたの困りごとに正面から向き合ってくれない人は、損得だけで付き合っている可能性があります
※おもねる・・・気に入られようとすること
③あなたが喜ぶことばかり言う人
「へぇすごいね」や「尊敬するよ」などと簡単に褒める人。私もそうだけど、人は褒められれば嬉しくなってしまうが、簡単に中身無く褒める人は裏では「あの人はちょっと褒めるとすぐ・・・」などと言っているものです。また、あなたが悪いことを考えているときでも「なかなかいいね」、などと言う人はあなたの事を本当はどうでもいいと思っているかもしれません。
④あなたの財産を減らす(きっかけになる)人
ギャンブル、酒、受動的娯楽にばかり誘ったり付いてくる人。これらは基本的にあなたの内面から目を背ける行為ばかりです。つまり本当の自分を観なくても良い時間を作る手伝いをする人です。結果、財産も実際減ってしまうでしょうし、もっと大切なものを失うかもしれません。
心の澄んだ人と共に過ごそう
今日の内容はほとんど仏教の経典などから選んだものです
(さすがにミラーニューロンは違いますが)
私自身は正直、宗教はあまり好きではありません。
しかし、中には驚くほど鋭い言葉が隠されているもの事実です
そもそもキリストや仏陀は、文章として教えを残していません
すべて弟子たちが師の言った言葉を書き残したものであり、かつ、それに人の手(場合よっては権力者の手)が入っています。
それでも、
今回の言葉は、実生活でも役に立つことはあったのではないでしょうか?
友達は多ければ良いというわけではないですし、
どれだけ良い関係をつくれるかが人間関係の肝だと思います
あせらず、おもねらず、飾らず、本当の友達を作りたいものですね