年金、破綻する破綻する、って言ってましたが、どうやらようやく国もそれに気が付いたようです
(いや、とっくに気がついてたんだろうけどそろそろ発表の時期かなぁ~っ、て感じなんでしょうね)
「年金の給付水準が現在と同等のものであるとするのは難しい」
「今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある」
との見解があったようです
いやぁ、前々からそんな話はありましたが、ついにお上の口から出てしまったな・・・という感じですね
さて、ではどういう理由で年金がヤバイといっているのでしょうか?
まとめてみると以下のようなことのようです
②平均寿命の増加
③社会保険料負担の増加
④不景気(収入が減って年金が集まらない)
とまぁ、ざっくりこのようなことです
余談だけど、平均収入が減っているとも言っちゃっますね・・・
ちょっと前まで散々景気回復をマスコミに言わせていたのに・・・・
この理由を見て思ったのは、
「みんな社会が悪いんだ!」
といってる学生のようだな・・ということです
少なくとも、一般人で無能無学な私でも考えられる範囲の事です
(ちなみ日本保険機構は5年に1度、徴収や給付などについて見直しをするそうです。・・・何をやっていたんでしょう・・・)
さらに平均収入の減少(不景気)は、国が重要課題として取り組むことです
ようするに、
全部自分たちの仕事なのに、
色々理由があってもう出来ません!
と言っているようなものです
ダイジョウブかこの国・・・
ちなみに上記金融審議の議事録には、既に現状の支給額では月5万円の赤字になっていることも書かれています
この上さらに「このままの支給額だと思うなよ」と言っているわけです
こうなると働くしかないわけですが、
日本の高齢者就労割合は、
先進国の中でもダントツトップです
これを勤勉とみるか、
働かざるを得ないとみるか・・・
本来、年金は自分が積み立てたお金が自分に返ってくる、という性質のものです
後続世代の多少は関係ありません
いやいや、賦課方式って知らないんですか?
年金はそういうものではありませんよ
ってお叱りを受けそうですが、
元々年金は「無拠出制年金制度」から始まっており、
まさに憲法25条1項にある
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
の理念があったわけです
注:賦課方式=現役世代が年金世代を養うという考え方
現在日本では国庫2割、現役世代7割、積立1割で賄われている
注2:無拠出制年金=高齢者を対象とした年金で、税金で賄われる制度
それが現在のような賦課方式になってしまったのは、
役人が年金原資を食い荒らし(有名なのはグリーンピア – Wikipediaの問題)、運用などにも失敗したのが主な原因でしょう(2018年赤旗新聞にGPIF14兆円損失疑惑掲載)
もちろん、社会保障費の増加も政策の失敗が原因と考えられます
平均寿命の増加も、それ自体は喜ばしい事ですが、
日本は、先進国の中で
健康寿命と平均寿命の乖離がずば抜けてます
医療費が嵩張るのも当たり前です
賦課方式など、基本的に将来の事を考えないその場しのぎの方法です
と、考えれば賦課方式にした時点で、「コリャダミダ・・・」
と役人は思っていたのかもしれませんね
金融庁のお偉方様は、同資料で、
(要約すると)
「iDecoやNISAなんかを作ってやったんだから、運用するなり働くなりして自分でやれよ!」
とありがたいお言葉を添えられています
これからの日本、いい加減無茶なアメリカ追従のいいなり資本主義をやめて、
日本国として自立をしていかないと、なかなかにヤバイ将来が待っているかもしれませんね
というわけで、その対策として
偉い方の言われる通り資産運用する(私も株やってます。そのうち記事書きます)
手に職をつけるなど、長期に働く
が、みなさん考えることだと思いますが、
私としては更に、
☆自分で食べ物を栽培して作る!
☆なるべく核家族化をやめる!
を提案したいと思います
自分で野菜を作れば、
安心・安全・そして低コストです
人によっては趣味や良い運動にもなり、健康も手に入ります
数は力です
1人で大変な時代を生きるより、心許せる仲間や家族と一緒に支えあって暮らす方がずっと楽に過ごせます
もちろん、資産運用や手に職をつけることもとても大切だと思います
未来は選ぶものです
良い未来、選んでいきましょう