落ち込むときは誰にでもあります
私もちょくちょく落ち込んでいます
元来、気が弱くて争い事が嫌いな性質なので、ダメージを受けることも少なくありません(今主夫業をするに至ったのにもそこも関係しているでしょう)
そんな時、どうやったら気持ちを戻せるでしょう?
趣味
友人との会話
旅行
散歩・・・
人それぞれ、色々あると思いますが、今日はちょっと気分の上がる、モチベがアップするような内容をご紹介したいと思います
【幸せ】とはなんでしょう
自分の欲望を満たすこと?
世界平和?
これも人によって答えは違うのでしょう
しかし、ひとつ言えるのは【幸せ】は人によって違う、という事です
現在の資本主義社会では、とかく、お金を持っている人が幸せに見られがちです(マスコミもそのように煽っています)
お金があることは、貧困からも逃れられ、自分の欲しいものを手に入れることが出来ます。
現代社会においては、必須のものとなっています。
しかし、
お金はあくまで道具です
使い方次第で、幸せを増やすこともできるし、逆に不幸にもなります
そもそも資本主義は、競争の原理を採用しています
競走の原理は、より良い商品やサービスを生み出すという合理的な面で良い面があります。
反面、必ず勝者と敗者を生み出します
競争社会では、勝者だけが認められ、得られる社会
常に勝ち続けることは不可能ですから、結果、大量の敗者を生み出す社会でもあります
敗者のままでは生きていけないので、次の競争に踏み出さねばならず、買っては負けを繰り返す
この競争スパイラルの中で幸せを感じろというのは、なかなか難しいと思います
ごくごく一部の特権階級を除けば、
この世は地獄かもしれません・・・
しかし、勝ち続ける以外の幸せがないのではありません
今の資本主義社会では考えにくいのですが、戦わないで幸せを見つける方法もあるのです
(そもそも勝ち続けるとは奪い続けることでもあります)
その方法の一つとしてあげられるのが、
「抽象度を上げる」
ということです。
分かりやすいように話を続けます
そもそも【幸せ】とは、非常に抽象度の高い感情と言われています
つまり、「自分が、自分が」というような自己中心的な考えでは幸せは感じにくい、というのが脳科学の研究で明らかになっています
人の脳は抽象思考を司る前頭葉(前頭前野)が、原始的欲求を司る脳幹(脳梁)を包み込むように出来ています。
原始的欲求とは性欲とか食欲などで、抽象度の低い=具体的な欲求で、すぐに満たすことができ、満たされると欲求は一時的に治まります
しかし、幸せを感じるドーパミンは脳幹だけでなく、前頭葉まで伸びているので、抽象思考(前頭葉)でも幸せを感じることが出来るのです
さらに、
抽象思考は、具体性が低いので、とてつもなく大きくすることが出来ます
(イメージを膨らます、ということ)
つまり、「自分だけ」という具体性が高く(抽象性が低く)、原始的な欲求は幸せ度は限りがある、ということです
では、幸せを膨らませるには
「自分だけ」
これを、
より抽象的にすればよいのです
自分=個人
この個人を抽象的に、より大きな括りで広げていってみましょう
自分
<夫婦・パートナー
<<家族
<<<親戚
<<<<近隣
<<<<<町内
<<<<<<市町村
<<<<<<<都道府県
<<<<<<<<国
<<<<<<<<<世界
<<<<<<<<<<太陽系
<<<<<<<<<<<宇宙・・・・
・・・・
どんどん大きくなっていくのが分かると思います
そして、考えてみてください
自分だけが幸せなのと、
家族全員が
町全体が、
国民すべてが、
世界中が幸せなのは、
どちらが自分自身がより幸せだと感じることが出来そうか
蛇足ですが、
これに四次元的な時間軸、
即ち、
これから生まれてくる人たち(未来)
自分を作り、育んでくれた先祖(過去)
これらも加えると、もっと大きくなりそうですね
確かに、資本主義ゴリ押しの今の社会では、このように抽象度を上げた生き方は難しいと思います
でも、ほんのちょっとでも、
昨日より今日の抽象度を上げれば、
幸せが増えるのではないでしょうか?
私も、皆様の幸せを願っております・・・
いや、ホントよ(笑)