数年前から、幾度か食糧危機が叫ばれています。
Twitterや各SNSなどでも食糧危機が間もなく訪れることを叫んでいる方もたくさん見てきましたし、
ロシアとウクライナの件もあり各社マスコミでもちょこちょこ耳にするようになりました。
実際に世界中で物価が上昇しており、
様々な事情で食糧不足が問題として取り上げられているようです。
さらに言えば、
過去のWEF(世界経済フォーラム・通称ダボス会議)でも、
食糧危機は1つの課題として挙げられています。
ようするに、世界のトップから見れば、
食糧危機は想定済み・・・・いえ、予定通りなのかもしれません。
今回は、目の前に迫っているかもしれない食糧危機について考えてみたいと思います。
食糧危機は予定されているのか?! 今後の社会はどうなっていくのか!!
2023年になって、様々なものの値上げが続いています。
食料品はもちろん、ほとんどあらゆるものの価格が上がっています。
色々な理由があるのでしょうが、一般市民としては困ったものです。
とはいえ、スーパーやコンビニに行けば食べ物が溢れています。
食糧が買えない・・・なんてことはありませんし、そんなニュースも聞きません。
しかし、数年前から食糧危機の話が時折聞こえてくるのは事実です。
2年前の2021年、イギリスの専門誌には「近い将来、食糧不足は不可避である」と記事を残しています。
実際にイギリスではそれを思わせるかのような状況があります。
例えば小麦が生産はされているものの、それが小売店に届かず、腐って廃棄されているものが大量にあるそうです。
またブレグジット(イギリスがEUから離脱したこと)によって、EU側からの牛肉の輸入が約85%も削減され、牛肉の値段も非常に上がっているそうです。
また、実は国連も2020年に食糧危機の警告を出しています。
これはコロナによる物流や農業従事者の健康問題などに起因する警告かもしれませんが、国連も食糧不足が視野に入っているのです。
食糧不足はもし一度起きてしまうと、どんなに短くとも回復までに半年以上はかかると言われています。
2年以上も続く可能性も高いそうです。
「世界の食料安全保障と栄養の現状報告」によれば、世界の約10%にあたる8億人以上が飢餓に苦しんでいるとされています。
さらにこの食糧不足に拍車をかけているとされるのがロシアとウクライナの争いです。
両国が生産する小麦は世界の小麦供給の約30%にのぼり、トウモロコシは約20%、ひまわり種子油は約80%にも及ぶとされ、世界的な食糧価格の高騰の一翼を担っているといわれています。
これにより家畜のえさの価格も暴騰しており、食肉の価格も上昇しています。
他にもいくつかの場所で気候的な問題もあり、小麦などを中心に農作物の生産量が大きく減っているとされています。
先述の通り、世界の方向性を決めるダボス会議においても、食糧問題は重要課題として挙げいますし、
やはり食糧危機が間近に迫っているのは間違いがないのでしょうか?
陰謀論?!食糧危機は創作されている?!
とはいえ、
「なるほど、これは本当に食糧危機がおこるぞ!」
となる前に、色々と調べ考えてみる必要はあります。
まず、以前の記事などでも書いてきましたが、食糧危機は演出・必要悪のような形で造られているのも事実です。
⇒食糧危機は意図的に起こされている!?
様々な利権やら政治家の票集めなどのために一部地域をわざと貧困地域にしているのです。
ロシア・ウクライナの紛争に目を向けても、
真実はマスコミが報道するものとはだいぶ違うようです。
10年近く前から、ウクライナとロシアの国境では小競り合いがあったのは事実です。しかも仕掛けているのはウクライナ側。
それに業を煮やしたロシア側が制裁をするような形で戦火が広がっていったのが真相のようです。
ただ現実的にウクライナがロシアに勝つことなど出来ません。ではなぜウクライナがロシアにちょっかいを出したのかというと、背後にアメリカやNATOが付いていたから。ようするにこれはアメリカ(及びNATO軍)とロシアとの争いだということです。(これについてはいずれ詳しく記事にするかもしれません)
ちょっと話が横道にそれましたが、ロシアとアメリカはなぜ今争う必要があるのでしょう?
もちろん、戦争という一大ビジネスを起こすのもあるでしょうが、これだけマスコミに騒がせるのは何らかの意図があるのは間違いありません。
その1つとして考えられるのが、食糧危機の演出です。
前述のとおり、ロシアとウクライナが争っているように見えれば、世界的に食糧危機に見せかけやすくなります。
もちろん、これだけではなく、実際に食糧危機を作ろうとしている、と考えられる理由はほかにあります。
例えばアメリカでは、農家に対して作物を作らないように働きかけています。
作物を作らなければ、なんと相場の1.5倍の補助金をくれるというのです。
仕事をしないだけで例年の1.5倍の収入になるのですから、作らなくなる農家もたくさんいます。
日本でも似たような形の減反政策がもう長いこと続いていますね。
そもそも作らない方が(仕事しない方が)儲かるなんて、滅茶苦茶な話です。
畜産業界にも同じようなことが起きています。
これも以前アーカイブで上げました培養肉や代替肉を広めていくために、育てている牛や豚や鶏を廃棄すると1頭当たりいくらで補助金がもらえるようになっています。
建前として、家畜のエサは多大なコストと、自然環境に悪影響(牛のゲップなど)を及ぼすので、工業畜産を減少させていこうということです。
この流れは日本に目を向けても行われており、日本全国で豚熱や鳥インフルエンザの大流行と称して大量殺処分が行われています。
これまでに豚は数十万頭、鳥は数百万羽殺処分されています。
※ちなみに鳥インフルエンザにより、卵価格が非常に上がっています。しかし、鳥インフルエンザに罹った鶏でも卵に影響がないことは科学的に証明されています。なぜ卵の価格が上がるのでしょう・・・??
コロナパンデミックを予言していたビル・ゲイツ氏は、
今後食糧危機が訪れ、昆虫食をする時代が来ることも予言しています。
昆虫食のためにコオロギが準備されていますね。
色づけられた戦争
用意されている培養肉・代替肉・コオロギ
作物を作らないようにする政策
意図的に減らされていく家畜
これらは全て「陰謀論」という括りで投げ捨ててしまっても良いものでしょうか?
計画され、実行されていると考えるのは、無茶なことでしょうか??
あなたは、どう思われますか?
さいごに
今後、実際に食糧危機が起こるかは解りません。
仮に本当に計画されていたとしても、状況が変わればそれが発動されない可能性もあるからです。
ただ、現実には、
本当は世界中の人が飢えなくても良いほど食糧は作られているのは事実です。
また、家の周りにも、食べられるものって意外とたくさんあります(味はイマイチなものが多いですが・・・)。
今の生産体制を見れば、本来であればそうそう食糧危機など起こりません。
今後人口が増え続ければどうなるかは解りませんが、少なくとも近年では、WEF世界経済フォーラムでいうような危機的な状況にあるようには感じられません。
食糧危機が意図されたものなら・・・
私たちはちゃんとした情報を得て、自分で自分の身を守るしかないかもしれません。
とはいえ、この記事も100%正確なんて言いきれません。
色々な情報をつなぎ合わせて推察しているにすぎません。
正直、すべての情報の裏が取れているわけでもありません(そんなことは不可能です)。
なので、これも1つの情報として、皆様が活用してくだされば嬉しいなと思います。
食糧危機が起こるのかどうかは不明ですが、
一応、多少の備蓄はしておいてもいいかもしれませんね・・・