この社会は、みなさんどのように考えていらっしゃるでしょう?
民主主義が広まった、人類の歴史の中でもっとも進歩した状態にある社会なのか
あるいは
資本主義によって拝金者が跋扈する略奪の世界か
はたまた
現代だって、明確な階級社会・格差社会が続いている世界なのか・・・
人によってはもっとスピリチュアルな解答をする人もいるかもしれませんね。
現代を見直してみると、
多くの人々はストレスを負い、心を痛め、
唯物主義・マネー至上主義者が世間を牛耳り、
食べ物には農薬や化学添加物、水にさえ塩素やフッ素を添加されています。
物価は上がり、市民の生活は苦しくなる一方、格差は拡大を続け、
教育は崩壊寸前、親子の情さえ金により引き裂かれ、マスコミと反対ことを言えば変わり者扱い・・・
こんな世界を計画し、作っているのは誰なのでしょう?
この疑問に対して、一般的にはロスチャイルドやロックフェラーの名前が挙げられます。
彼らは実在し、そういった社会を作るためにアジェンダ(行動計画)を実行しているのも事実です。
しかし、もしかしたら、そんな支配者層である彼らをも操る存在がいるのかもしれません。
彼ら(ロスチャイルドら)も、自らの身を守るため、地位を守るため、駒にされているだけにすぎないのかもしれません。
決して表には出ず、世界を支配する人々
それが【黒い貴族】。
今回は【黒い貴族】について見ていきます。
世界一の金持ちは誰でしょう?
2022年、フォーブス誌が掲載した世界長者番付によれば、
世界一の富豪はテスラ社CEOのイーロン・マスク氏で約27兆円の資産。
第二位がアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、三位がルイヴィトンのベルナール・アルノー氏。
他にも上位にはグーグル社関連だとかフェイスブック(メタ)社関連などの世界的企業のトップが名を連ねています。
そしてこれらの多国籍企業のトップは、ほとんど例外なくロスチャイルドかロックフェラーの血縁者か、あるいは多額の融資が行われているといわれています。
つまりは世界はロスチャイルドやロックフェラーに牛耳られている、というわけです。
しかし、以前から疑問に思っていたことがあります。
本当の支配者層が、こんなにも表舞台に名前が出てくるものなのか、と。
確かに表立ってロスチャイルドやロックフェラーが芸能人の様に騒ぎ立てているわけではないですし、それでいて世界の主要企業の株主にシレっと名を連ねているのも本当です。
いかにも黒幕といった様相です。
ただ、こういった露出具合が、実に巧妙に「黒幕感」を演出しているような気もするのです。
まるで本物の黒幕を隠すかのように・・・
では、世界を支配し、資本主義社会というヒエラルキーの頂点に立つ、別のグループがあるのでしょうか?
そう。
それこそが「ヴェネチアの黒い貴族」なのかもしれません・・・
西暦470~480年ごろのことです。
それまで栄えていた西ローマ帝国がゲルマン人の侵攻により滅ぼされてしまいました。
その際、西ローマ帝国で貴族だった者や、一部の特権階級を有していたユダヤ人たちがヴェネチアに避難します。
そのヴェネチアでも、持ち出した金を使い、この地でも貴族階級として地位を築きました。
後に彼らは武器商人(死の商人)として権力を得たことと、ヴェネチアの現地人より肌が浅黒い色をしていたことから
「ヴェネチアの黒い貴族」と呼ばれるようになります。
※同時に彼らは「ユダヤ人」とも名乗り始めたともいわれる
もともと商才のあった彼らは地中海貿易を独占するに至ります。
当時、地中海はキリスト教圏とイスラム教圏の中間のような位置にあったので、そこでの儲けは非常に大きかった。
さらに彼らは大西洋貿易も手中に収めようと、ヴェネチアからオランダへ、そしてイギリスへと手を広げていきました。
そのイギリスでは世界的に悪名名高い、イギリス東インド会社などを設立します。
※この会社は奴隷売買や麻薬(アヘン)売買などを大々的に行い、大儲けした
次に彼らが目を付けたのが「戦争」でした。
武器のみならず、戦争を行う国に多額のお金を貸し出したのです(もちろん、有利子)。
しかも、戦争する両方にお金を貸し出すという節操のなさ。
どちらが勝っても負けても、彼らだけは大儲けするという仕組みです。
ここで彼らは戦争というあまりにも美味しいビジネスを手に入れます。
彼らは戦争をけしかけることも思いつきます。
戦争が起きれば、間違いなく金が増えるのです。大量に。
有名なところでは十字軍戦争も彼らの仕組んだ争いです。
この戦争はキリスト教カトリックのローマ法王庁が聖地エルサレムをイスラムから取り戻すために起こされた戦争です。
これを扇動して4回もの大戦争に発展するよう裏で糸を引いていたのがヴェネチアの黒い貴族たちだったというわけです。
彼らはイスラム側にも目を付け、それどころか他の勢力にもコナをかけます。
東ローマ帝国の後継者として東方ギリシア正教をも支配下(大量の貸付)に入れてしまったのです。
カトリック、イスラム、そしてギリシア正教を三つ巴の勢力として争わせ、
そのすべての国に多額の貸付、武器や奴隷の販売。
この時すでに、彼らは莫大な富と権力を手に入れており、この暴走を止められるものは存在しませんでした。
他にも16世紀の前半に起こった宗教改革。
ドイツのマルティン・ルターによりキリスト教の大分裂が行われ、カトリック派とプロテスタント派に大きく分かれてしまった事件のことです。
この背後に潜んでいたのが黒い貴族です。
ルターを全面的にバックアップし、争いを起こし、大きな金銭的に利益を得ると同時に、大きな力を持っていたキリスト教にダメージを与え、彼らの世界支配計画を推し進めることとなったのです。
黒い貴族はさらにとどめを刺すかのように、カトリック派の内部にプロテスタント派と戦うための「イエズス会」という新しい修道会を組織させます。さらなる争いの激化を起こしたのです。
もっとも激しい争いが起きたドイツでは、この宗教戦争によって人口が半分になってしまった地域もあるくらいです。
黒い貴族は、圧倒的な財力に物を言わせ、ヨーロッパ各国の王家と婚姻関係を次々と築いていきます。
権力と財力を得て、宗教までも掌握(バチカンまでも手に入れた)しました。
その後フリーメイソンという秘密結社も手中にし、
イルミナティを作り、
300人委員会なども創設します。
※この300人委員会も様々な話があり、300人委員会の奥の院とされるのが「島クラブ(Club of the isles)」です。この島クラブが支配の根源ともいわれています。このクラブに入るには血脈が必須であり、ある血筋を持たない人は絶対に入れないそうです。実は日本の天皇家もこの島クラブに名を連ねていると言います(なので世界的に見ても天皇は地位が高い)。
時代が進めば進むほど、上意下達の組織は広がります。
数多くの国際組織を作り、多国籍大企業を掌握し、大きなピラミッド構造を作り上げていきます。
現代でも分かり易い支配構造がみられるのが中央銀行です。
各国に設置されている中央銀行は、その国の経済活動を操作していますが、純粋な国の機関ではありません。
日本でも中央銀行の株式の約半数は非公開の民間所有になっています。半分の株は国の所有ですが、実質的な民間の所有者が存在するということです。
アメリカの中央銀行(FRB)はもっと分かり易く、完全な民間銀行です(米国はFRBの株を持っていない)。
完全民間銀行がアメリカの経済の動かしているのです。
世界的大企業、国連などの国際組織、マスメディア、銀行、医療、燃料、戦争、ポルノ、武器、宗教・・・
これらすべてに、黒い貴族の手が入っています。
彼らこそが、表に現れることのない真の支配者であり、
ロックフェラーやロスチャイルドすら手駒として操っている存在なのです。
ちなみに、ヴェネチアの黒い貴族は、
シェルバーン一族、タクシス一族、サヴォイ一族、エッシェンバッハ一族、レーゲンスベルク一族・・・などなどが挙げられます。
彼らのことはネットで検索をしてもほとんど出てきません。
まさに、闇の中なのです・・・・
今回ご紹介したことは、1つの情報にすぎません。
これらが全くの事実であるという保証もありません。
しかし、歴史的事実も含めて、こういった考え方もある、このような説もあると知っておくのは有意義なことです。
また現代の事情を鑑みても、あまりにも話が繋がる点があるのも事実です。
すべてを信じるのは危険ですが、全くのデマと切り捨てるのも真実が見えなくなる恐れがあるのではないでしょうか?
さて、今回はここまでにしておこうと思いますが、
ベネチアの黒い貴族に関しては、まだ続きの話があります。
長くなりますし、毛色も違う中身になりますので、またいずれ、お伝えできればなと思っています。
興味のある方はまた覗いてみてください。