コロナウイルスの流行事件を受けて、健康志向は高まっています。
世間や学校でもSDGsが叫ばれています。
また、中国の多くの人が肉を食べ始めたという事で肉の消費量が上がり、生産量は大して増えず、肉の値上がりも始まっています。
これらを解決する一つの方法として、代替肉・・・つまり大豆ミートに注目が集まっています。
以前、「ベジタリアンの危機!?」という記事を書いた中で、この代替肉(大豆ミート)の問題点を挙げました。
今回はそれをさらに深堀りした内容になります。
なぜ、今後代替肉が注目されるのか!?という点に関してです!
肉の値上がりで代替肉(大豆ミート)が注目! しかし、その裏に隠された狙いとは!? 大豆の問題点!!
コロナ事件の流行により、健康志向が高まっています。
また、近年はSDGsなどにより環境問題、そして肉の消費量の上昇による肉の値上がりなど、「食肉」に対して様々な角度から指摘が上がるようになってきています。
身近な所でも、大手レストランや牛丼屋などでも値上がりが行われたり、検討されています。
この値上がりの背景には、「世界的なインフレ傾向」と「肉の消費量の増加」があるとされています。
また、ご存知の方も多いでしょうが、肉を生産するのは非常に環境に負荷がかかると言います。
例えば、採れる肉の量より遥かに多くの飼料が必要だという事や、生き物を育てるため大量の水が必要だという事。さらに家畜が出す二酸化炭素なども問題があるという人もいます。
それにプラスして、肉を食べることはあまり身体によくない・・・ということでヴィーガンやベジタリアンが増えてきており、その声も大きくなっているということもあります。
最近はプロテイン(主原料が大豆)も健康に良いとして取り上げられていますね
これらのことを総合的に解決するということで注目されているのが「大豆」、つまり代替肉などです。
代替肉の問題点に関しては以前「ベジタリアンの危機!?」という記事で書きましたので割愛しますが、
今回私が伝えたいことは、
これらは全て計画されたものである、かもしれないということです。
大豆は食べ物ではなかった
大豆を使った食品は色々あります。
代替肉もそうですし(代替肉はエンドウ豆なども使われている)、味噌、醤油、納豆や豆乳、そして乳化剤(水と油などがよく混ざるようにする添加物)の原材料としてもよく使われています。
しかし、欧米では100年ほど前までは大豆は食べ物ではありませんでした。
それまで欧米では大豆は工業油やプラスチックの原料として使われるのみで、人が食べるという事はしていなかったのです。
その後、飼料にできるという事で家畜のエサになり、その後徐々に人が食べるようになっていったのです。
人が食べるきっかけになったのは、アルゼンチンの破産です。
2001年、財政難によりアルゼンチンは国家破綻します。
人々の生活は苦しく、食べるものも少ない状態が続きます。
その時、食糧難に喘ぐアルゼンチン国民に対しデュポン・アグリサイエンス社が「生活にプロテインを!」という宣伝を始めたのです。
安価で栄養があるということでアルゼンチン国民の食卓には大豆があがり、それがきっかけで大豆食が広まっていくことになりました。
(この辺りは日本の戦後、牛乳や小麦粉が急速に取り入れられたことと似ています)
今では世界中でヘルシー食品として食べられています。
今後、代替肉は広められていく
以上のように、環境、経済、健康面でのアシストがあり、今後代替肉・・・大豆ミートは広められていくことでしょう。
もちろん、それを裏付けるようなものもあります。
2021年の世界経済フォーラム(WEF)、通称ダボス会議において、2030年までの目標として達成したいことが8つ挙げられています。
その中で今回の記事で注目したいのは次の2つの項目です
✅肉の消費は最小限にまで抑制されるものとする
✅物価は法外なレベルにまで引き上げられるものとする
同年の世界経済フォーラムのお題目は「グレートリセット」でした。
コロナ事件を契機に世界を新しい状況に変えていこうとしているのだと言われています。
その中で、多くの人々は食糧難になり、肉の供給が減少。
かつ、世界的にハイパーインフレが起こり、食事自体が大きく変わるのではないかと思われます。
さて、ここで賢明なる読者諸兄は、
「なぜそんなことをするのか?」という疑問が湧いていることかと思います。
残念ながら私は世界経済フォーラムの参加者ではありませんので、正確な所は解りませんが、これまでの歴史や現状から、ある程度推察することは出来ます。
それは分かりやすく言えば、経済の原理による金儲けです。
前述したとおり、大豆は西洋では食べ物ではなく、工業用油などで使われていました。
当然、油の搾りかすが出るわけですが、これを利用したのが家畜のエサ、そして代替肉です。もちろん、味は悪いので様々な添加物が使われていました。
最近ではまともな味のものが出来てきたそうで、そういった技術の進歩により、本格的に商品として売り出そうという事です。原価がメチャクチャ安いのも理由でしょう。
さらに、大豆製品は実はあまり身体に良いものではないという点です。
特に食べ過ぎは身体に悪影響が出る研究があります。詳しくは別記事【大豆は本当に身体に良いのか?】をご覧いただければと思いますが、大豆を主食にしてしまえば体調を崩す人は少なからず増える可能性があります。
そうなれば製薬会社や医療業界が儲かります。
※発酵させた味噌や醤油などの発酵させたものは問題ないようです。納豆や豆腐など、日本の伝統料理なども問題はないように加工されてきたのです。
そして、これらはもっとマクロな視点から見れば、世界国家の樹立・世界的社会主義へ向かっているという事からも解ります。
2021年の世界経済フォーラムによる2030年までの目標として、
人々は何も所有せず、物品は無料か国からの貸与となる
というものがあります。
人々は自由や選択権が徐々に奪われていく可能性があります。
もちろん、考え方によってはそれはイイことかもしれません。なぜなら、自分で考えなくてもよくなるからです。
こういった計画の中で、支給されるものは肉ではなく代替肉になるということです。
これも以前断食(ファスティング)の記事の中で書きましたが、肉食は人間の攻撃性をアップさせるという研究結果が出ているのです。
従順な家畜にしておくには、大人しいに越したことはありませんからね
(そういった意味では、アウシュビッツの囚人に使われていたフッ素なども歯科検診や歯磨き粉などで利用されていますね)※フッ素も気力を削ぐ効果があると言われている
まぁ家畜には、大豆という飼料でいいと思っているのかもしれません。
さいごに
あくまで事実からの推測でしかありませんが、こういった事情で今後代替肉はプッシュされていくかと思われます。
今回の記事と併せて読んでいただきたいのが【大豆は本当に身体に良いのか?】なのですが、大豆は発酵などある程度の過程を経ないと人体に害をもたらす可能性は否定できません。
好みもあるので、全く食べるな、とはいいませんが、
様々な事情を勘案して、今後のことをそれぞれ考えて行ってもらえればな、と思います。