現代医療の問題点 精神医療はおかしい点だらけ?! 精神医療には関わるな!?

厚生労働省が出しているデータによると、精神医療患者の数は、平成8年の時点で約180万人でした。
3年ごとに行われたこの調査はその後、平成22年には200万人突破、平成26年に300万人突破、平成29年には400万人を越えているとされています。

このように増加一途にある精神疾患患者数。
もちろん、現在の社会状況に大きな問題点があるのは否定できないでしょうが、それと共に、精神医療自体にも問題があると言われています。

実は現代は、いつでも誰でも「精神疾患患者」にされてしまう可能性があります。
精神医療の現実を知っておきましょう

 

 

現代医療の問題点 精神医療はおかしい点だらけ?! 精神医療に近づくな!?

精神疾患患者数が増えているのは日本だけではありません。
欧米でも年々患者数は増加傾向にあり、アメリカなどでは5人に1人が精神疾患を患っていると言われています。

私も鬱っぽくなった経験がありますし、周りにも鬱病などを始めとした精神疾患に分類される病気になったことがある人とはちょくちょく出会います。
現代では「まだ出会ったことがない」という人の方が少ないことでしょう。

しかし、精神疾患とはいったい何でしょうか?
語弊を恐れず言えば、精神疾患とは精神の状態、あるいは考え方が「普通」ではない状態(あの人は「変」という状態)のことといえるでしょう。
つまり、「普通」という定義から外れてしまうと”精神疾患”ということになります。

オカシイと感じるのは、その「普通」を誰が決めるのか、という点です。
これを決めるのが現在は”精神医”(または医学界)ということになります。
”精神医”が「こいつは変だ」と診断すれば、その瞬間から精神疾患患者の誕生です。

これは突き詰めて考えると、優生学に当たります。
優生学とは、”人類の遺伝的素質を改善することを目的とし、悪質の遺伝的形質を淘汰し、優良なものを保存することを研究する学問”(広辞苑)のこと。
転じて、優秀なものがそうでない人たちを管理するという思想にもなっています。

 

もし精神科医自体が「変」だった場合はどうなるのでしょう?
次々に「普通」の人が病人にされてしまいます。
「変」な人に管理されてしまいます。

要するに極端な事を言えば、
優生学が元となる精神医学では、
権力者やお金持ちの意向に沿わない人を「病人」に分類してしまう事が出来るのです。

 

 

奇妙な医療

アメリカの精神科医27名とイギリスの精神科医29名、計56名の精神科医に対する実験がある。

内容は簡単で、”とある人の診察動画を見て診断してもらう”というものだった。

結果は以下の通り

●統合失調症と診断・・・25人(米国23名、英国2名)
●神経症・・・12人(米国1名、英国11名)
●パーソナリティ障害・・・16名(米国1名、英国15名)
●その他 3名

これを見ると、同じ症状の人であっても、アメリカでは統合失調症とされ、イギリスでは神経症又はパーソナリティ障害とされることがわかる。
つまり医者の主観によって、病名が付与されてしまうのだ。

 

ここでのポイントは診断された病名が違えば、処方される薬も変わってくるという点である。
薬が変われば作用も作用機序も変わってくる。
しかし、同じ患者であっても、これだけ診断が分かれてしまい、処方される薬も変わってきてしまうのである。

 

精神医療は歴史を振り返ってみても問題が散見される。
例えば100年近く前から、今も行われている電気けいれん療法は、現代においても効果に対する科学的裏付けは明らかになっていない。

今では禁止されているが、第2次世界大戦前から行われていた前頭葉切除手術、通称ロボトミー手術も、効果はほとんど見られず、重大な感情の喪失などが起きてしまった悲劇だ。

アーカイブ精神薬の闇でも書きましたが、精神薬も大きな問題をはらんでいます。
詳しくはアーカイブをご覧いただければと思いますが、深刻な副作用であったり、効果の怪しさであったり、そもそも鬱病の薬の副作用が鬱、なんてものもあります。

 

上記の診察実験の話には続きがある。
この実験の後、このうちの20人の医師に、「精神疾患なし」とすでに診断が下っている人の診察動画を見せ、再び診断してもらった。

すると、20人の医師の内、2名が「抑うつ神経症」と診断し、2名が診断保留(精神疾患の可能性アリ)と見立てたのだ。

 

と、いうことは、
私たちがいかに正常であっても、診察する医師の主観によっては、「精神疾患患者」とされてしまう可能性があるということだ。
しかも、上の実験で見る限り、その確率は10%~20%にも及ぶのだ。

 

 

こころの病とは

先にも書いた通り、精神疾患患者は増加しており、かつ、いつでも誰でも精神病と診断されてしまう可能性があります。

しかし、安易に精神内科及び心療内科に頼るのはよく考えた方が良い、というのもある程度はご理解いただけたのではないかと思います。

実際、私の知り合いでも、うつ病と診断され、薬を飲み続けたが一切治らず、死を考えたという人もいます。しかし、その方はうつ病になった原因が喘息だったため、断食で喘息を治すと鬱病も治ってしまったのです。
これだけでも、精神科医に対して疑問が湧いてきてもしょうがないと言えるでしょう。

また、うつ病などの精神疾患の多くは社会ストレスが原因という専門家もいます。
つまり、環境を変えれば改善する、ということです。

 

精神医の診断の後は、基本的には投薬による治療になります。
しかし、治す方法はそれだけではない、ということを知っておくことも大切ですし、副作用もかなりあるということも認識しておくことが大事でしょう。

例として2010年に起きた精神薬が事件の一因と考えられる事件をご紹介しましょう

✅イギリス 複数の抗うつ剤を服用していた男性が三人を射殺後、自殺
✅テキサス州 抗うつ剤レクサプロを服用の男性が生後6か月の幼児を殺害
✅インディアナ州 複数の抗うつ剤を使用していた産後うつの母親が子どもを殺害
✅テキサス州の女性知事が娘を殺害の後自殺 抗うつ剤使用
✅オクラホマ州で友人を殺害した男性の裁判で専門家が抗うつ薬の影響によるものと主張
✅ミシガン州 母親が障害を持つ我が子を殺害し、その後自殺
✅カナダ カナダ人女性が近所に住む自閉症の子どもを殺害
✅イギリス うつ病の薬を服用していた男性が殺人事件
✅マレーシア うつ病の薬を常用していた母親が息子を殺害
✅ペンシルバニア州 うつ病の薬を使っていた女性が40歳の娘を殺害

なんとこれは2010年の7月というわずか1か月の間に起こってしまった殺人事件である。

小さなモノまで含めれば、とても書ききれないほどの事件が出てくる。
もちろん、すべてが薬のせいだとは言わないし言えないだろう。

ただ、これだけの実例がある中で、薬はまったく関係ない、というのも無理のある話ではないだろうか

 

また、極端な例かも知れませんが、精神病棟というのはかなり特殊な場所です。
参考までに、このような記事もありましたのでご覧ください
5000日以上拘束された患者(47NEWS)

 

 

精神科を受診する前に

とはいえ、精神科医の全てが悪いというわけでも当然ありません。

良心的な方も多いでしょうし、真面目で本気で患者さんのことを考えてくださる医師もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

しかし、その医師が本当に良心的で信頼できるかはすぐには解りません。

もし、心に不安を感じ、誰かの助けを借りたいときは、まずは信頼できる家族や友人に相談するのが良いでしょう。

そういう人がいない時は、以下の項目についてよく検討してみることをおすすめします。
(内海聡著・精神科医は今日もやりたい放題より)

✅精神症状が本当に医療でしか治せないものか
✅過労などにはなっていないか
✅”常識”を大切にし過ぎていないか
✅何か他に病気を持っていないか、その可能性はないか
✅自分でその病気を良くする為に出来ることはないか
✅トラブルや苦痛にとらわれ過ぎていないか
✅今の精神科医に洗脳されていないか
✅日常生活や食事に問題はないか(化学添加物の取り過ぎなど)
✅薬を飲み過ぎていないか

これは当然ですが、ご自身のみならず、心が疲れていそうな人がいた場合には同じような質問をしてみるのも良いと思います

 

 

コロナ禍、不況、格差問題、いじめ、etc・・・・

現在の社会では、心が疲弊するシーンがたくさんあります。
もちろん、それらを受け入れ、強くなる必要もあるでしょうが、人の自我はこのような状況ではそんなに強くなれないのもまた事実でしょう。

 

ただ怖いのは、それを利用して(あるいは作りだして)金儲けをしている人たちもいるという事です。

具合が悪くなると、すぐに病院に行く人もいますが、
実は普段の生活を見直すことで治ってしまうものもたくさんあります。

1つの方法として、断食食事改善の過去記事もありますのでよろしければ参考にしてください

 

また病院に罹る時も、その医師が良心的かどうかを知ることもまた重要です。
それには直接話をしてみるしかありませんが、あまりに常識を押し付けてきたり、既存の医学のやり方に固執していたり、融通が利かない医師はあまりオススメできません。

例え医者であっても、自分にとって合う、合わないは必ずありますので、そういう意味でも「合う」医者を探すのも重要だと思います。

もっともそもそも心が平穏であれば一番なのですが・・・
そちらに関してはいずれ別記事でまとめたいと思います

showma

健康に楽しく暮らしていきたい。子供たちに明るい未来を用意しておきたい。そんな気持ちが親を動かします