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子どもを伸ばす教育とは ヒエラルキーを受け入れ、奴隷が出来上がる現代教育

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教育は国家の一大事である・・・ということに同意される方は多いと思います。
実際、色々な意味で教育が行われているのは、それにより人間形成に大きな影響があるからです。
そのため、子どもの教育に注目するのは非常に意義があります。将来を担う子どもに対して良い教育を行うことは社会のためにもなりますし、大人が子どもの教育を知ることは大人自身が学ぶときにも活用できます。
しかし、現代の公教育は、純粋に良いもの・・・とは言えないようです。
学ぶ、ということについて見てみましょう

 

 

子どもを伸ばす教育とは ヒエラルキーを受け入れ、奴隷が出来上がる現代教育

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「テスト」に良い印象を持っている人は少ないのではないでしょうか?
テストがあるから勉強をしなくてはいけないと言われたり、自分の順位をつけられたり、あるいは自分の好きな事をやる時間を削がれてしまいます。
そもそもテスト(test)という英語の意味は「能力や適性を、検査したり試したりすること」です。
つまり、ある物事に対してその人に合っているか、あるいは、何が出来て何が出来ないかを確認するためのものです。
ですから順位を付けたりする必要は本来ないのです。
順位をつけることによって、上と下が出来てしまうことになります=つまりヒエラルキーが出来上がり、ヒエラルキーがあることが普通の世界・社会だという洗脳をさせる仕組みのできあがりです。
学校では校長先生が偉い、会社では上司や社長が偉い、国では総理大臣が偉い、資本主義社会では資本家が偉い・・・・

偉い、という言葉は社会的地位が高いことも指し示しますが、人間性が高いという意味もあります。ここを混同してしまうと、政治家や社長、校長=人間として上だ、という短絡的な間違いになってしまいます。

様々な記事を取り扱うことで有名なサイト「TOCANA(トカナ)」で脳科学者・認知科学者として有名な苫米地英人氏が次のように語っています
(引用)

✅「オリンピックなんかもそうです。彼ら(筆者注:支配者たち)はそこでの金や情報の動きの全部を押さえている。オリンピックは“国民に1番から100番……、1億番まで番号をつける”のが重要で、“俺らは0番(番号がない)”“1番目は俺らの部下だ”ってことが、オリンピックの裏にある思想だからね」
✅「オリンピックの最初の起こりは《皇帝の娯楽》だったわけだからね。“殺し合え、それを見て俺は楽しいぞ”というね。もちろんアスリートという職業は何の問題もないし、本人達の自己実現の場としてオリンピックが機能しているのは事実。でも、支配者側から見れば、出てるヤツは全員奴隷。支配者にとっては、選手達は“俺の鎖は金なんです”“銀なんです”“銅なんです”って、《鎖を自慢し合う奴隷たち》なんだから」
✅「なんにしろ、オリンピックはやめちゃうのが1番ですよ。人間に順番をつける行為は全部やめるべき」
TOCANAサイト

勉強もスポーツも習い事も、ほとんど全てのものに順位は付けられます。
「教育」という必須のものを通し、深い深い洗脳の第一歩を、我々は植え付けられているのです・・・

 

 

世界の教育界では、宿題無しが主流

宿題が終わらない! 遅れた宿題の挽回法とは【小学生 夏休みの宿題

順位をつけるのが奴隷の第一歩なら、宿題も自由な時間を許さない管理の一歩と言えます(ただし自分でやりたいと思う時を除く)。

スイスのビジネススクールIMD(国際経営開発研究所)が調査した「世界競争力年鑑」としう指標がある。
このトップ10に入る国のうち、実に9カ国が「宿題が無い」国なのだ。

2020年でのトップ10は以下の通り(※対象は世界63カ国)
1位 シンガポール
2位 デンマーク
3位 スイス
4位 オランダ
5位 香港
6位 スウェーデン
7位 ノルウェー
8位 カナダ
9位 アラブ首長国連邦
10位 アメリカ
ちなみに日本は34位です。

そして赤字になっているのが宿題の無い国です。
正確に言えば全くない訳ではないのですが、日本と比較すれば量や回数が少なかったりで、長期休みには本当に全くなかったりします。

では、なぜ「宿題が無い」のでしょう?

国際競争力第1位のシンガポールでは、それまでの詰め込み教育に限界と危機感を感じ、遊びの中にこそ真の学びがあるという観点から、小学校での学期末テスト、及び長期休暇での宿題を全廃した。

スウェーデンにおいては、子どもの自主性を重視するプログラムに大きく変わり、「遊ぶ」ことの大切さを再確認。出される宿題も「誰かに手紙か絵を描いて送る」、「新しい人と遊ぶ」、「やったことのないことをする」などといったものになっている。しかも強制ではない。

アメリカなどでは、サマーキャンプやスポーツのイベントに遊び感覚で参加するということが主流になっている。

宿題のある国は、もしかしたら「教育後進国」かもしれない・・・・

 

 

「学問」ということ

学問のすゝめ』 | 玉川大学教育博物館 館蔵資料(デジタルアーカイブ)

なぜ宿題を無くすのが世界の主流なのか

それは宿題は”強制”だからに他ならない。
強制されたものは中々身につきません。また、自分の興味あることを学ぶ時間も削られます。結果、やる気や活力が失われていきます。

順位付けも実は同じ。
その時は、1位を目指して走れますが、それを獲得したり終わってしまったりすると”自分で目標を設定する”必要が出てきます。
つまり順位付けは、与えられた目標であり、一過性であり、最悪の場合、相手を蹴落とすこと(非人間性)を手に入れてしまいます。

 

「学ぶ」、ということは自分の興味あることや得意なことをトコトン突き詰める事であり、引いてはそれを世の中のために役立てるよう工夫することでもあります。

勉強とは、強いて勉めること。
つまり無理矢理やらせることです。

対して
学問とは、学びて後に問うあり
自分が突き詰めたことの中で自然に生まれてくる疑問や問題を解決することです

どちらが本当の学びなのかは、考えるまでもありません。

 

この「学ぶ」ことへの姿勢は、大人も子供も変わりません。
自分が実践し、そして子ども達に伝えていくことこそ、これからの社会では大切な事なのではないでしょうか?

-世界情勢, 子育て・教育

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