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塩を見直そう! 食事の基本、健康の基本は母なる海から! 天日塩で体調不良にさらば!

ほとんどの人は毎日食事をします。
たいてい、朝食、昼食、夕食と1日に3回の食事を楽しんでいますよね

そして食事に関してよく言われるのが「減塩」。

塩分を摂りすぎると、
血圧が上がったり、心臓に負担がかかったり、成人病などの様々な病気の要因になると言われています。
その結果、病院だとか健康診断や地域の健康推進委員などの人は「減塩」を強調しています。

実際、食塩を摂りすぎるのは問題があると思います。
塩っ辛い食べ物は濃いので美味しくなりますが、同時に健康に影響を与えることになるでしょう。

 

しかし、それはあくまで「精製塩」などのこと。
塩は絶妙なバランスでミネラルが配合された身体に必須の調味料です。

これを無理に減らせば、健康に害があるのは当然と言えます。

 

今回は、「塩」について見てみることにしましょう。

 

 

塩を見直そう! 食事の基本、健康の基本は母なる海から! 天日塩で体調不良にさらば!

塩分の摂りすぎは良くない・・・・

これは現代では当たり前の常識になってます。

 

厚生労働省も、一日の塩分摂取量を
男性7.5g以下
女性6.5g以下
にするように推奨しています。

日本人の平均塩分摂取量が
男性約10g
女性9g    (すべて成人)
というデータがありますので、かなり摂りすぎている、ということになります。

 

WHOも一日の塩分摂取量を5g以下にするべきだ、と言っていますので日本人はそこから見るとかなり多く塩を摂っていることになります。

この要因としては食文化も考えられるでしょう。
味噌や醤油などの日本文化に根差した調味料や、漬物や梅干しなどといった塩をたくさん使うものがありますので、これらを食べる機会が多い日本人が塩分を多くとってしまうのはある意味当然と言えます。
もちろん、現代人の食生活も大きいでしょう。カップラーメンや弁当、外食、お惣菜などは塩分が多いのは周知の事実です。
これでは日本人が塩分過多になるのは当たり前です。

しかし、考えてみてください。
このように塩分摂りすぎの日本人の平均寿命って世界的に見てどうでしょう?

2022年度版のWHO世界平均寿命ランキングを見ますと、
日本、第1位です。

 

もちろん、これは生活や医療などの総合的な結果の数字であって、塩分の摂りすぎだけが寿命に影響を与えているわけではありません。
単純な寿命だけでなく、健康寿命も考慮すべきですが、WHOの推奨塩分の2倍程度を摂取している日本人の寿命が短いわけではないことは考慮の一端に入れておいても良いのかもしれません。

 

 

ちなみに日本の玄米正食法(いわゆるマクロビオティック)では、「塩分は適度に摂取するように」としています。
また、無農薬循環農法を行っている大分の農家赤峰氏も、現代では多くの人が「塩切れ」状態であることを指摘しています。

 

いったい、塩はどのように摂取するのがよいのでしょう?

 

 

 

精製塩(科学塩)と天日塩(自然塩)

結論から言えば、

天日塩であれば摂りすぎになることは(よほど大量に摂らない限りは)ほとんどなく、
精製塩であれば、WHOや厚生労働省のいうことに一理ある、

ということになります。

 

 

ではそもそも天日塩(自然塩)と精製塩(化学塩)とは何が違うのでしょう?

天日塩とは、その名の通り、
時間をかけて天日で海水から塩を採る方法です。
時間がかかるのでコストが増えます。
なので値段も相応に高くなってしまいます。
とはいえ、母なる海のミネラルを損なうことのない塩になります。
成分表には表れない微妙ミネラルもありますし、摂りすぎてもマグネシウムやカリウムの働きでデトックスすることが出来ます。
健康的な人生を送るためには必須の調味料と言えます。

 

精製塩もその名の通り。
イオン交換膜工法という非常に合理的な採塩方法で、安価に大量に塩を作ることが出来ます。
これにより、塩をお安く手に入れることができるというわけです。
反面、この工法では塩のミネラル分は大きく失われてしまいます。
天日塩の場合、約80%がナトリウム(塩の主原料)で残りの20%ほどがその他の様々なミネラルになります。
しかし、イオン交換膜工法で出来た精製塩は99%がナトリウムで残りの0~1%がミネラルになります。
「塩切れ」というのはこのミネラル欠乏のことを指します。

 

 

食事は毎日行います。
従って、この20%の違いが毎日積み重なっていくことになります。

1日や1週間では大した差は出ないかもしれませんが、
1年、2年、5年、10年と経てば、その違いは無視できないくらい大きくなることでしょう。

 

 

ハーバード大学での実験

では、精製塩と天日塩ではどのくらい違うのか

ハーバード大学での実験をご紹介します。

 

この実験は、A群のネズミ(ラット)には天日塩を
B群のネズミには精製塩を与えて、その後の健康観察を行うというもの。

A群のネズミには人間換算で1日500gにも及ぶ天日塩を与え続けます。
対してB群は人間換算で1日5~10gほどの精製塩を与えます。

 

その結果、
双方とも約半数のネズミが高血圧の症状を示しました。

ようするに、摂取量が50~100倍違うのに、結果は同じだったのです。
この実験を持って、精製塩は天日塩と比較して、50~100倍の毒性がある、とする医師もいます。

 

伝説的自然療法士、故ノーマンウォーカー氏も
「市販のジュースに使われている塩も精製塩なので注意するように」
と塩に関する注意喚起を行っています。

 

また、信じられない量の塩分を摂らされても(1日500gの塩は尋常ではない)、半数は問題を示さなかった天日塩も凄まじいものがあります。
それくらい、身体にとってミネラルは大切だということです。

 

 

 

まとめ

最後に実体験を紹介します。

アーカイブにあるのですが、「実体験!天日塩健康法」ということで、
1日に食事以外で小匙1杯の天日塩を摂るということを行いました。

結果は非常に良好なものになりましたので興味のある方は是非ご覧ください。
後日、体調が悪くなった時にも再度行いましたが、非常に効果がありました。
※なお、実際に行う際は個人の判断でお願いします

 

まとめとしては、

天日塩は健康づくりに必須!しかも摂りすぎになる心配もほとんどありません!

精製塩は高血圧や疾病のもとになりえます。要注意!(外食やお弁当などにはほぼこちらが使われているのでさらに注意)

 

最後に塩の選別法を

塩と一口に言っても、
①精製塩
②再生加工塩
③釜焚き塩(海水を沸騰させ塩を採りだす製塩法)
④天日塩
と、大別して4つの塩があります。

②の再生加工塩は人工的にミネラルを足したものなので、健康を担うには役不足です。
③の釜焚き塩も悪くはありませんが、沸騰させるとどうしてもある程度ミネラルを失ってしまいます。天日塩がない時の代役程度に考えておきましょう

 

こちらがおススメです。間違いありません。

 

こちらはかなり良い塩です。臭いも卵みたいな香りがします。

 

味も精製塩より確実に美味しいので、そういった意味でもおススメです。

 

ただ、どうしても精製塩の価格には負けてしまいます。

あとは、何を選ぶか、個人の判断です!

showma

健康に楽しく暮らしていきたい。子供たちに明るい未来を用意しておきたい。そんな気持ちが親を動かします