☆前回(ヒトラーは生きていた!?)の続きの話になります☆
ヒトラーは自殺などしていなかった・・・それどころか他の地へ行き、新しい国を健康しようとしていた・・・。彼らはどこへどうやって行き、何をしたのか。何に出会ったのか。
今回は前回に続き、第2次世界大戦終戦前に姿をくらましたヒトラー達を追ってみることにします。
1700年代に入り、アメリカ大陸にはヨーロッパからの侵略者が入って来る。自然の障害を破壊し、原住民を虐殺し、アメリカ大陸を我が物にしていくのだ。
しかし、それ以前にもヨーロッパからアメリカ大陸には渡ってきており、ドイツ人もこの時すでに渡航していた記録もある。ポルトガル王セバスチャン1世に雇われた傭兵として頑健なドイツ人たちがそれである。彼らは傭兵としてアマゾン川上流域に要塞を築くのが目的だったが、凶暴なインディオたちにに奇襲を受け、大打撃を受けてしまう。インディオの襲撃からなんとか逃れた彼らは、新しいリーダーとしてフォン・ルックナーを据える。フォン・ルックナーたちは安全性・生産性・居住性から、たまたま見つけた巨大な洞窟の内部に拠点を置くことにした。事実、何世紀もの間、アマゾン川上流域では白人がたびたび目撃されている。その後もこの村は世代交代しながら発展し、1980年には人口が3万人を超えるまでになった。
しかし、この洞窟内の村がここまで発展するのには、当然多くの困難があった。
インディオの襲撃もその一つだが、これにはその地形を利用し上手く撃退していた。問題は外ではなく内にあった。
彼らが過ごした洞窟は3,000マイル(約5,000km)にも及び、いくつも枝分かれしていた。その枝分かれしたトンネルの先から「邪悪なもの」・「悪魔の子」などと名付けられた殺戮者が現れたからだ。「邪悪なもの」たちは執拗で強力だった。ドイツ人たちはこの洞窟に住んで75年たち、すで世代交代もしていた。新しい世代は「邪悪なもの」から逃れ、新しい地を目指して斥候部隊を編成。洞窟の奥へと向かわせた。だが、斥候部隊が洞窟の最奥で見つけたものは、全く予想外のものだった。彼らは本当に、今までの何よりも驚くことになった。
青い空に人口の球体。その球体からはほのかな光が出ている。そして車、電車、美しい街並み、そして円盤型翼機・・・。
そこに住み人々は、自らのことをニューアトランティス人と名乗った。アトランティスの末裔だという。ニューアトランティス人は非常に平和的で、人口も数億人おり、不老長寿も得ていた。
ドイツ人たちは、まさに、まったく新しい世界を目の当たりにしたのである。
ニューアトランティス人は、ボットランドというインナーワールドの別人種を招集した。ボットランド人と地上からの来訪者(ドイツ人)が同じ言葉を使っていたためだ。ボットランド人はもともと地上にいたが、約3万年前、空から来た悪意ある宇宙人の攻撃を受け、ここに逃げてきたのだという。
ニューアトランティス人とボットランド人は協議の結果、ボットランド国に隣接する比較的人の少ない半砂漠の大陸(地表でも南半球に当たる)をドイツ人たちに与えることにした。
ただし、それには2つの条件があった。
ひとつは平和的・友好的に暮らすこと
ふたつめは2度と外の世界に戻らないことだ
ドイツ人たちはこの約束を守った。が、ふたつ目の約束は厳密には守らなかった。それは家族などを残してきたものも多かったからだ。それに実際、戻ったわけではなかった。彼らは地上のドイツなどに若者を勉強に行かせたのだ。このような若者は秘密を誓い、ボットランドの航空機で半日以内で自分たちの祖国に降り立った。そして具体的にはヨーロッパの一流大学へ留学に行かせたのだ。留学した若者たちは地上世界の社会状況を学んだり、時には地上の技術(印刷技術など)を持ち帰ったりもした。
1853年、インナーワールドに入ったドイツ人たちは地球内部のインフラ(鉄道など)を整備するために地上人を招聘したりもした。最終的に地球内部に定住したドイツ人は内部の気候がとても快適であることも手伝って、1,000万人を超える人口になっていた。
第1次世界大戦が地上で始まると、インナードイツ人は地上に義勇連隊を派遣した。これは親類を探し出すのが目的の1つだった。そしてこれをきっかけにインナーワールドと地上のドイツ国との繋がりが出来ていくことになる。
1915年1月~3月のアメリカ国務省の文書では、第1次世界大戦を終結させようとしたアメリカの努力も読み取れる。その中でドイツが血か王国への自由なアクセスを確保しようとしていたことが記されている。
アメリカらにとって、休戦協定に調印するための最大の難問は次のような一文だった。
「将来の植民化のために、ドイツ帝国は南極経由のインナーアースへの自由なアクセスを要求する」
アメリカ国務省代表コロネル・ハウスはのちにイギリス首相ロイド・ジョージにこのことを伝えると、ロイドは笑いながら「アザラシとペンギンの暮らす氷の大陸はドイツ人にくれてやれ。あんな場所ただの巨大な冷蔵庫だ。あいつらは狂ったのだな」と語った。
1930年までに、インナードイツ人と地上のドイツ人は、限られたなかでの接触と交流が確立されていた。
しかし、必要とあらば全ヨーロッパを武力紛争に持ち込もうとしたヒトラーの野心は、数万年も平和に過ごしてきたインナーワールドの人たちは気付かれずに済むものではなかった。
続編
⇒(第3部)南極には秘密がある!地球内部文明は記録されていた
←(第1部)ヒトラーは生きていた!?