昆虫食が注目されています。
様々なメディアに取り上げられ、徳島では学校の給食にもコオロギが出されたほどです。
また、昆虫食の自動販売機も増えましたし、多くの企業が昆虫食に携わろうとしています。
これまで日本でも虫を食べるということは行われてきました。
有名なのは蜂の子だったり、イナゴなんかも佃煮にして食べたりします。
地方に行けば、普通ではちょっと見かけられない食材があるのは面白くもあります。
(イルカを食べている地域もあると聞いたときはさすがに驚きましたが)
しかし、今回のメディアの取り上げ方は非常に性急であり、突然のプッシュにも違和感を感じずにはおれません。
一体、なぜ急に昆虫食・・・とりわけコオロギを”注目させようとしている”のでしょう?
どんな意図が隠されているのでしょう?
少し調べてみましたのでお伝えいたします。
コオロギ食は安全なのか!? 推進される昆虫食を探る なぜコオロギを食べさせようとするのか
昆虫を食料としている地域は、世界的に見ればたくさんあります。
そして地域によっても食べている昆虫の種類は様々。
つまり昆虫食自体は問題がない(少なくとも大きな問題は)ということが伺えます。
ただそれはあくまでその地域の「文化」であり、無理矢理に進められるものではありません。
今回、コオロギ食に疑問抱いている人の多くは、
「なぜこんなにも無理矢理・早急に昆虫食(コオロギ食)を広めようとしているのか?」
という点で、疑問や不安を感じているのではないでしょうか?
このコオロギ食は世界の流れとして計画されているのは間違いがないようです。
WEF(世界経済フォーラム。通称ダボス会議)では、
(環境負荷軽減のため)肉食を減らすこと、を目標の一つとしてあげています。
WEFは世界中の大企業やスーパーエリートが集まって行われる会議で、実質、世界の方向性を決めていく会議だと言われています。
そのWEFが提示したものなので、各国とも無視するわけにはいかないでしょうし、
何より大企業が関わって進む方向を決めるということは、インサイダーみたいなもので、次に流行るものを決めている、とも言えます。
※ちなみにタヴィストック研究所などでこういった集団洗脳は研究されているといいます。レディー〇ガなどはタヴィストックの差し金であるのは有名な話です。
こういった流行の創出は、偶然の場合もありますが、作られたものも多々あります。
そして作られた流行というものは、大抵が、準備が出来てから開始されます。
ようするに、コオロギ食はある程度準備が整ったから、大々的にマスコミに協力させているのでしょう。
準備というのは、実際にコオロギ食広めることのみならず、お金になるシステムの構築のこと。
徳島県の高校でコオロギ食が試されたのには理由があって、
コオロギ食は徳島大学の三戸太郎准教授らが研究・推進しているからです。
生のデータが欲しかった、というのも事実としてあるでしょうね。
学校の給食で使われたのはフタホシコオロギという種類の虫だそうです。
ちなみにコオロギ食を会社として営利的に行っているのがグラリスという会社。
これも徳島県の会社で、日本のコオロギ食推進は徳島を中心に行われていることが解ります。
なぜコオロギ食が進められるのか
日本政府が掲げるムーンショット計画。
これには9つの目標が挙げられていますが、その5番目の目標が
「2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続可能な食糧供給産業を創出」
としています。
※国連ではこのくらいの年に食糧危機が訪れると予測している
つまり”これまで(ほぼ)未利用の虫を庶民の食料にしよう”、ということのようです。
もちろん、これは日本政府の独断専行ではなく、ダボス会議を見ても解るように世界的な流れとしての昆虫食です。
この食用コオロギも遺伝子組み換えコオロギではないかと言われています。
80億人いる世界人口(一説には100億人超とも)。
これらを昆虫食で支えようと思えば、それなりの大きさ・繁殖力のある虫でなければなりません。
従って、自然界にいるコオロギ(の種類)で賄うのはほとんど不可能なのではないでしょうか?
ですから、コオロギが遺伝子組み換えコオロギである可能性は決して低くはないでしょう。
※もちろん、昆虫は施設内で飼育すれば季節に関係なく増やせます。また、餌代もかなり安く済むので経済的ではあることでしょう。
また、コオロギをゲノム編集を駆使して、コオロギ食を利用した経口ワクチンを開発しているとの情報もあります。
接種しないなら食べさせよう、ということでしょうかね。
コオロギ食の問題点
前述しましたが、昆虫食自体は以前からありましたので、問題のあるものではありません。
とはいえ、昆虫食がメジャーではないのも事実。
それは味や見た目といった問題があるのが要因でしょう。
大抵の人は、虫を食べるよりお肉や野菜の方をを食べたいと選ぶでしょうからね。
要するに、昆虫食はよほどでなければ選ばれない食材であるということ。
そういった観点から、昆虫食の気になる点について見てみましょう。
✅アレルギーの問題
昆虫はエビやカニのような甲殻類に近い生物だと言われています。
エビやカニのアレルギーの方はいらっしゃいます。従って、昆虫アレルギーを発症する人が出てくる可能性は高いと思われます。
✅見た目
コオロギを美味しそう、と感じる人はごくごく少数でしょう。見た目だけで拒否反応を示す人もいるのはほぼ間違いありません。
ただクラリス(コオロギ食の会社)などでは基本的に粉末にして形をなくしています。
見た目がマイナス要因だと認識しているのは間違いありませんね。
✅化学毒性
コオロギのエサは大豆などが使われるそうですが、この大豆が遺伝子組み換え大豆である可能性は極めて高いでしょう。また、その他のエサも遺伝子組み換えでなかったとしても農薬たっぷりで生産されたものであることは考えるに易いでしょう。
また、コオロギが病気にならないように、消毒なども行われるでしょう。
これらの化学薬品がコオロギに残るのを防ぐのは難しいと思われます。
それが人間の体内に入ってしまうことは充分に考えられます。
これらを乗り越えて、コオロギ食、そして昆虫食を庶民に浸透させることはできるでしょうか・・・?
食糧問題
食糧問題は、今後マスコミなどを通して大きな課題として取り上げられることが予想されます。
そして昆虫食を受け入れざるを得ないように仕向けて行こうとするのではないでしょうか。
しかし、少なくとも現在、本来であれば食糧問題は解決しています。
(本来であれば、というのは意図的に貧困が作りされているから)
現在の農業技術は、80億人を飢えさせることなく生産できる能力があることは解っています(カロリーベースによる)。もちろん、今後も向上する可能性は高いでしょう。
とはいえ、将来のことは解りません。
本当に2050年に食糧危機が訪れる可能性だってあります。
しかし、だからといって昆虫食が必要かどうかは微妙です。
ちょっと田舎に住んでいれば、近くで食べられるものを見つけるのは実は難しくありません。
ヨモギやつくし、柿の葉、クローバーも食べられます。
タニシとか、サワガニ、ザリガニも処理すれば美味しく食べられます。
釣りをすれば魚も手に入りますし、何より自分で野菜を作ることだって可能です。
東京などの都会に住んでいるとそれらは難しいところもありますが、それは生き方次第。
東京で金を稼げば、わざわざ虫を買って食べる必要はなくなりますし、
その金の奪い合いが嫌なら、地方に引っ越せばいい。
生き方次第で、昆虫食は不要で生きることもできるということです。
しかし、昆虫食が好きという人もいるでしょうし、そういった人には良い時代になるかもしれませんね。
昆虫食も、食糧危機ですらも、ある程度自分で選択することができます。
あなたは、どんな生き方、どんな食事を選びますか?