※今回は通常の記事ではありません。
「いじめ」に悩まれている方に向けた内容になります。
実際にイジメで悩んでいる人のみならず、子どもがイジメられて困っている親御さんに対しても1つの解決方法を提案できると思います。
また、下記の中身の他に良い方法がありましたら是非コメント欄などでも教えてください。
ちなみに、”実体験”とありますが、私自身はイジメというほどのことを受けたことはありません(ヤンキーに絡まれたことはありますが(笑))。
”実体験”とは、自分の子どもがイジメの被害にあってそれを解決したことを指します。
何かのヒントになるかもしれません。
いじめについて書こうと思ったのは、実体験があることもありますが、友人の子どもが学校でイジメられていると聞いたことが切っ掛けです。
私が伝えられることは伝えましたが、その際、イジメで悩んでいる人はたくさんいるだろうなと思い、同じように困っている人に伝えられたらいいな、と思いました。
「いじめ」といっても学校だけではなく、会社など大人の世界でも普通に起きています。そういう大人が”いじめは良くない”などといっているのは本当に滑稽です。
人にはそれぞれ異なった考えや性格があり、地位や権力などで人の偉い・偉くないは決まりません。それぞれに役割があるからです。その役割を全うしていれば皆、偉いんです。
そんな中、いじめをする側にはある共通点があります。
それは「人生に不満がある」ということです。
自分の人生に満たされない部分があり、そのストレスを発散するために他人を攻撃するという行為に出ています。
本来、人生に問題がある場合はその原因を見つめ、それを解消するのがより充実した人生を構築する唯一の方法なのですが、それが出来ない(気が付かない)人は、自分ではなく他人のせいにするという現実逃避を行ってしまうのです。
つまり、いじめをする人は自分の弱さを見つめることも出来ないくらい弱い人なのです。
それは子どもでも大人でも同様です。
親に受け入れてもらえない、話を聞いてもらえない、暴力的だ、日常的にストレスを受けている・・・大人であればそういった体験がもとになることも多々あります。
満たされない心を、なんとかして誤魔化そうとする人間の防衛本能といえるかもしれません(だから動物でもイジメがある)。
反対にいじめられる側は、大人しい性格であったり、引っ込み思案であったりすることが多いです。つまり争いを好まない人です。
だから、自分が引くことで(我慢することで)、事を納めようとします。
それは個性であり、特徴です。決して悪いものではなく、貴重な才能です。
しかし、自分のエゴを押し付けてイジメをしてくる存在には、戦わなくてはなりません。
争いが嫌いであっても、これは避けられません。
ただ、戦う方法は色々あります。
ケンカをするだけが戦いではありません。
そこが大事なポイントなのです
以下に「いじめ」と戦う方法を挙げてみます。
自分に、自分たちに合った方法を見つけてみてください
逃げるのは卑怯でも何でもありません。
辛く、苦しいことから身を守り、自分を立て直す行為です。
また、「逃げる」という選択をすること自体に勇気が必要です。
学生なら学校を休む、社会人なら仕事を変える。
勇気を持って選ぶ必要があります
先ほども書いた通り、イジメをする側は決して強い人間ではありません。
従って、”自らに危害が及ぶ”可能性を認識すると、イジメ自体をしなくなります。
つまり反撃されると解ると(それが新しいストレスになるため)イジメを止めるようになります。
ここで大事なのは”危害が及ぶ”と解らせることです。
それは怪我をしてしまうとか、自分が仲間外れにされてしまうとか、名誉が傷つけられるとか様々なことがあります。
なので中途半端な反撃は、逆効果になりやすいのです。
戦うなら、徹底的に戦うしかありません。
相談は自分の弱さを他人に見せるようで非常に勇気がいります。
しかし、これが最も勇気が必要なだけあって、もっとも効果があります。
相談するのは家族のみならず、学校なら先生(必ず校長先生にも直接)、教育委員会、役場など事を大きくすることが大切です(だから勇気がいる)。
ですから子どものイジメでも、親も騒ぎになることを受け入れ、子どもと一緒に戦うことを決意することが重要です。
場合によっては、文部科学省(学校の最上級官庁)やマスコミにも相談して、”大人の本気”を見せれば、子どものイジメなどすぐなくなります。
職場など大人の場合は、厚生労働省や興信所、また同じようにマスコミなどが非常に効果的です。弁護士などに相談して法律的に対処することもとても有効です。
イジメ解決方法とは違いますが、自分の好きなことを見つけて、同じことが好きな人の輪に入ることも大切です。
ネットを使えば同じ趣味の人は必ず見つかります。
そういった出会いが人を強くしてくれます。また、生き甲斐にもなります。
これは大人・子どもどちらも非常に大切なことです。
我が家の子どもが1年生の時、イジメにあいました。
意地悪な子がいて、近くを通るときに「近くに来るな」とか「こっち見るな」とか言ってきたそうです。それが毎日続いたそうで、子どもは学校に行くのが嫌になり、朝泣いて休みたいといったのです。
もちろん、始めからイジメられていることを話してくれたわけではありません。
学校に行きたくないというので、ゆっくり時間をかけて聞いたら教えてくれたのです。
私たち両親は、子どもに「よく話してくれたね。じゃあ私たちも一緒に戦うよ」といってその日は学校を休ませました。子どもはホッとしたように朝ご飯を食べ始めました。
私はすぐに学校に電話。
担任の先生に事情を話し(相手の子の名前も聞いていたので)、状況を相手の子どもにも確認してもらうよう依頼しました。
その際、どんな話をしたのか、どんな反応だったのか、必ず今日中に連絡をくれるようお願いしました(いつ返事をくれるかを確認するのは重要です)。また、場合によっては教育委員会などにも相談するつもりがあることも伝えておきました。
夕方に担任の先生から電話をもらいました。
結果とすると、まだ1年生だったこともあり、相手に事実を追究したら泣いて謝ってきたそうです。
私は子どもにそのことを話し、今後も同じようなことをされたら直ぐに自分に話してね、といいました。
翌日から子どもは学校に行きましたが、その後は同じようなことは起こりませんでした。
今ではその子とは特に仲が良いわけでもありませんが、お互いに距離を測って円滑に過ごしているようです。
この体験で学んだことは以下の通り(すぐに解決した理由)
✅まだ1年生であったこと(学年が進むと狡猾になる)
✅早期に対処したこと
✅親が(世間体など気にせず)本気になったこと
✅子どもが勇気を持って親に話してくれたこと=親子の普段のコミュニケーションが重要
✅(運良く)担任の先生が良い先生だったこと
現在、イジメに悩んでいる人が同じような環境ではない可能性が高いですが、ここでもっとも重要なのは「本気になること」です。
本気になりさえすれば、解決しないなんてことはありません。
※本気になるには、本気で逃げるも含まれます
いじめの対処法をまとめます
✅相手はストレスからイジメをしている
✅イジメはそのストレスを自分で解消する方法を知らないまだ未熟な人間がするもの
✅とにかく戦うしかない。戦う方法は以下の3つ
●逃げる
●反撃する
●相談する
✅3つの内どれを選んでも本気になって対処する
✅好きなことを見つける
どういったものを選ぶにせよ、「勇気」は必要になってきます。
そして、それを乗り越えれば、勇気も手に入ります。
もし、イジメに悩んで自殺を考えている人は考えて見てほしい
このままやられっ放しで人生が終わるなんて悔しくないか
どうせなら、盛大に逆襲してからでもいいんじゃないか
一度くらい勇気を振り絞ってぶつかってみるものがあってもいいんじゃないか
最後に、この記事を読んでもし私に相談したい方がいらっしゃったら遠慮なく連絡ください(コメント欄など)。
今回は以上です