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狙い撃ちされる日本 危険農薬ラウンドアップは日本で捌かれようとしている

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日本の残留農薬基準は本当に世界と比べて甘く危険なのか? | 農ledge

コロナで人々の健康が常に危惧される時代になってきています。
コロナワクチンも接種が進んでいますが、その効果のほどは疑問が残りますし、日常的になりつつあるマスクの着用、ストレスの増加なども、健康を害する原因に成っているのは間違いがありません。

そんな中、食事にも気を使わなくては、自身や家族の健康は守れません。
特に世界中でその危険性が指摘されている農薬「ラウンドアップ」。
この農薬により、日本が狙い撃ちされている・・・といってもいいような状況になっているようです。なぜそのようなことになっているのか、整理してみましょう。

 

 

狙い撃ちされる日本 危険農薬ラウンドアップは日本で捌かれようとしている

使用方法によっては危険! 「農薬事故」を防ぐには? | AGRI JOURNAL

中国では食事は「医食同源」という考えがあります。
これは当然のことで、人の細胞はだいたい3ケ月で一新されると言います。
つまりその3か月間の間に食べたもので新しく身体が作られるわけであり、それだけ食べ物が大切になるということです。

農薬の問題に関しては当ブログのアーカイブ(食品の農薬事情)でも書きましたが、世界中で特に危険と言われているのがグリホサートという成分です。

グリホサートは、非常に高い発ガン性があることが解っており、血管や心臓などにもダメージを与えます。また胎児にも悪影響を与えるとの指摘もあります。
企業(旧モンサント・現バイエル)は用法容量を守れば問題はないと言いますが、分子生物学者セラリーニ教授によれば、「濃度に関わらず細胞へのダメージが確認された」との報告もあります。

 

これらを立証するかのように、グリホサート(商品名:ラウンドアップなど)は、世界中で使用禁止・あるいは規制農薬に指定されています。
ラウンドアップが生み出されたアメリカでも規制され、ヨーロッパ各国でも締め出し状態。なんとあの中国でさえ禁止しているほどだ。

 

このような状況になったのにはもちろん理由がある。
アメリカではラウンドアップの成分であるグリホサートの高い発ガン性に対し裁判が行われ、日本円にして実に200億円以上もの賠償命令が出ているのだ。
この裁判の中で「モンサント・レポート」と呼ばれる同社内部資料が公開され、その中で、同社がこの農薬が極めて高い危険性を持っていることを知りながらそれを隠して販売を行っていたことが明らかにされている。

 

これらが原因となり、バイエルは2023年以降は消費者市場から撤退することを明らかにしている。

しかし、これで安心できるわけではない。

なぜなら、あくまで一般消費者には直接販売しないだけだからである。
まだラウンドアップの危険性に気づいておらず、普通に使っている国もある。
その国はこんな状況下でも、年々販売額が増えてさえいる。そう言ったところに売りつければいいだけなのだから。

その国は・・・

そう、日本である。

 

 

日本がラウンドアップを買わされる

グリホサート系除草剤について | 農家web

そもそもグリホサート=ラウンドアップは、遺伝子組み換えの種子(野菜)とセットで販売されていました。

野菜の種を遺伝子組み換えし、ラウンドアップに耐性のあるものにして販売。
これにより、ラウンドアップは雑草だけを殺し、遺伝子組み換え野菜だけは枯れないという仕組みで売っていたのです。

 

しかし、健康に詳しい方ならご存知でしょうが、遺伝子組み換え食品も、健康に対して悪影響があることも分かっています。
グリホサートはパンの状態でも残留が確認されており、ダブルで健康に害を与えます。

 

このように世界中で、健康に悪影響を与えることが立証されているのに、日本政府はラウンドアップ・グリホサートの農薬再評価のプロセスを進めている。
他の国では売れないから、日本に売りつけたい企業と、それと結託する日本の政治家の思惑と言った所だろう。

 

 

だが、それに抵抗している地域もある。
北海道・小樽では、「小樽・子どもの環境を考える親の会」が2020年9月、2021年7月に渡って、近隣にある農薬を扱う企業(小売業など)4社に、グリホサート成分の農薬・除草剤の販売中止を求めて要望書を提出したのだ。

無視されたり、おざなりな回答(つまりこれも無視に等しい)もしたが、大創産業(100均のダイソーなどを展開する企業)は販売中止を決定している

 

こういった市民活動もとても意義のあることだし、普段の我々の生活、つまり消費活動によって意見を言うこともできる。
グリホサートの使われた食品は買わない、という意思表示を行動ですれば、企業も参ったをするしかないのだ。

 

 

しかし・・・それでもお金で解決する

世の中金(カネ)か?そうじゃないのか?|モチラボ

だが、現状は明るくもない。

米国の控訴裁判所は、グリホサートを主成分とする製品(ラウンドアップなど)に発ガン性物質が含まれるという警告文の表示を永久的に禁じる判決を下しているのだ。
これは米国環境保護庁やWHOの別機関など、世界各国の規制当局がグリホサートの発ガン性を認めなかったからであると言われている。

さらにバイエル社は、米国内でのラウンドアップに関する訴訟を終わらせるため、賠償金として約110億ドル(1兆円以上)を用意していた。しかし、その額では話がまとまらず、さらに40億ドル以上の追加賠償をしている。

推測だが、規制当局にも相応の金が流れていると見るのが自然だろう。

 

莫大な金を使って、利権を守ろうとする企業。
そこに倫理や人としての優しさは感じられない。

そしてこういった世界的大企業は、製薬会社とも繋がっている。
人々が身体を悪くすれば、薬は売れる。
資本主義のビジネスマンは、本当にお金こそが最も大事なものなのだ。

 

前述のように、我々消費者にも出来ることはあります。

まずは出来ることから始めてみませんか?
自分も、子どもも守るために

 

ちなみに、グリホサートは成分の名前ですが、ラウンドアップなどのように他の農薬成分と合わさることによって、発ガン性は50~100倍程になるといわれています。
あなたはこの事実の前に、どうされますか?

 

-世界情勢, 健康

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