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子どもに最高の学びを! 子どもの教育に最も大切にしたいこと”遊び”

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子どもにとって遊びとは、発達に欠かせないもの - 子供の室内 ...

現在は、情報を誰でも簡単に得られるようになっています。
それは”教育”に関しても同様です。
なので、教育に関心のある人であれば、「遊びは子どもの成長にとってとても重要」というのは常識といえるくらい知られています。

逆に詰め込み教育は、子どもの好奇心や活力を奪ってしまっている、という指摘もあるくらいです(この辺りは子どもの個性・特質によっても変わってきます)。

しかし、子どもに「遊び」を心ゆくまで堪能させるのは、意外と忍耐がいるものです。
子どもにとっても重要な学びである「遊び」と、それに伴う大人の在り方を見てみましょう。

 

 

子どもに最高の学びを! 子どもの教育に最も大切にしたいこと”遊び”

622種類の遊びから探す|アソビュー!

「遊び」は子どもにとって(大人にとっても)非常に重要です。
遊びには脳を刺激する様々な要素があり、新しい発見や気付き、そして夢中になる力(のちの集中力)などを育てられます。

他にも創造性や柔軟性、発想力、自主性、社会性など、大人になってもとても大切な能力の萌芽のきっかけになると考えられます。

 

子どもの遊びを推進する国際団体もあります。
その団体、IPAが1979年が国際児童年であったことを記念して「遊び」の重要性を次のように表しています。

①遊びは本能的なものであり、自発的なものであり、自ら生みだすものでもあり、生まれ持ったものでもあり、かつ冒険のようなものでもある
②遊びは子どもの人生・生活そのものである
③遊びは子どもの持つ目に見えない力を、顕在化させるものである
④遊びは相互交流であり、内なるものの発露であり、行動の意味を創出するものである。また、遊びは子どもが満足感や達成感を得る貴重な機会である。
⑤遊びは子どもの身体、心、感情、社会性を発達させるものである
⑥遊びは、子どもが生きていくために必要な事を身につける手段であり、意味がないことではない

 

大人を見ても、活力のある人、社会的に重要な地位にある人の中には子どもの時代によく遊んだ、という人は決して少なくない。
むしろ勉強や習い事漬けの子ども時代を過ごした人が大人になるにしたがって無気力になったり、自主性がなかったりすることもあるようだ。

三つ子の魂百まで、という諺にもあるように、
子どものころに思いっきり、心行くまで遊ぶことは、その子の人生において大きな影響を与えると考えられるだろう。

 

 

子どもの遊びに、大人が注意すること

子どもにとって遊びとは、発達に欠かせないもの - 子供の室内 ...

子どもが「遊ぶ」ことに対して、親や大人が注意することがある。
それは「大人のルール」を差し込んでしまうことだ。

子どもの遊びに大人のルール・・・つまり大人のやり方を入れてしまうことによって、子どもにとっての遊びの質が大きく低下してしまう恐れがあるのだ。

 

例えば、遊んでいる子ともに対して、次のような言葉を投げかけたことはないだろうか?

「早くしなさい」
「○○しちゃだめだよ」
「違うことをして遊びなさい」
「○○しるものなんだよ」
「遊ぶ前にやることがあるでしょう」
「遊んでないで○○しなさい」

これらの言葉は、今の大人が子どものころに実際に良く聞いた言葉と言う人も多いことでしょう。
現在でも、これらを使う親や大人は多いでしょう。

しかし、これらの言葉は多くの場合、
子どもの好奇心や集中力、観察や実験や自主性を挫くものになってしまうのです。

 

幼児がご飯粒を食べないで顔中にくっつけて遊んだり、
子どもが高い所から飛び降りてみたり、
水道の水をずっと砂にかけて見ていたり、
ご飯が出来ていても、紙に何かを書き続けていたり、
腐ったものをずっと突っついていたり・・・・・

 

大人からすれば
意味がなく、面倒が増え、予定が狂ってしまうだけです。
だからついつい、上記のような言葉を言ってしまいます。

 

しかし、子どもの遊びは、五感をフルに使い、興味を得たものを納得いくまで(飽きるまで)いじくるのが「遊び」です。

お友達と仲良く遊ぶ、知育玩具で遊ぶ、安心・安全な場所・事で遊ぶ
これらだけが遊びではなく、
この世界全体を使って感じるのが「遊び」なのです。

 

大人が気を付けなくてはいけないのは、
大人のルールで、子どもの遊びを邪魔しないこと

子育てはやはり、待つことが重要です。
子どもが育つまで待ったり、遊びに飽きるまでまったり・・・
忍耐の修行なのです(笑)

 

 

早期教育は重要か?

子どもをぐんぐん伸ばす「早期教育」の意外なデメリット。危険 ...

現在、世界各国では(全ての国を調べたわけではありませんが)、早期教育が推し進められようとしています。(例:文科省

確かに、子を持つ親として、
自分の子どもが、他の子が出来ないことを出来たり知っていたりすると誇らしい気持ちになりますよね。

ですから、子どもに早くから教育を施したり、習い事をさせる親もたくさんいます。
特に英語の早期教育なんて多いですよね

 

もちろん、これらすべてを否定するつもりなど全くありませんが、
子どもにとって早期教育がプラスになりにくい、という研究結果が出ているのも事実なのです。
名古屋柳城短期大学成田朋子教授の「早期教育と子どもの発達について考える」という論文の中で、 親の意向で早くから多くの塾や習い事をやらせると、後々、経験した習い事に対して肯定的な印象をなかなか持てないことが書かれています。

また、脳科学の観点からも、
早期教育が決して(子供の成長に対して)効果的ではないことが明らかになっています。

 

つまり、子どもが興味を持てていないことに対して、大人が無理矢理やらせることによって当該事項において否定的なイメージを感じてしまうのです。
嫌いなものを上手になったり理解したりするのは至難の業です。

「始めたなら最後までしっかりやりなさい」
「せめて○級になるまでは続けなさい」
「今からやっておけば後が楽だから」
「途中でやめちゃもったいないでしょ」

こういった大人の思考が、子どもを苦しめることになるのです。

 

子どもは様々なことに興味を持ちます。それは当然です。
しかし、同時に、本人がピンとこなかったものはすぐに飽きます。
中には少しいじってみてから(経験してみてから)、自分は興味が無かったことに気付く場合もあるでしょう。

 

 

早期教育が全てダメだとは思いません。
子どもが本当に興味を持ったことなら、それが何歳であろうとサポートしてあげるのが良いでしょう。

遊びも、習い事も、
子どもがやりたいことなのか
大人がやらせたいことなのか

それをしっかりと見つめることが大切なのです。

-子育て・教育, 真相探索

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