近年、日本各地で起こっている線状降水帯の被害。
まさにバケツをひっくり返したかのような豪雨が降り、河川の許容範囲を超え、水害をもたらしました。
私もその被害地域を見たのですが、
本当に様々なものが流され、町はメチャクチャ。多くの家屋やお店が床下浸水の被害に遭い、金銭的にも物的にも大きな損害を生み出しました。
(こういった際の国からの補助金は、被害者にはとても足りていないのが実情のようです)
線状降水帯という言葉が使われ始めたのが最近のようですが、実際の研究は20年以上前から行われていました。
それでも線状降水帯が発生する理由はまだハッキリとは解明できていないと言われます。
一応、2方向以上からの風が収束的に合流することや自由対流高度が1,000m以下であることなどいくつかの要因は挙げられています。
しかし、それはあくまで表向きの理由にすぎないかもしれません。
線状降水帯が起きるであろう原因は、他にもあります。
そしてそれは決して報道されることはないであろう理由です。
今回は「線状降水帯」の真相に迫ってみたいと思います。
線状降水帯の真実 大雨の向こう側に霞む、真相とは!? 自然災害は再び起こされる
先ほども書いた通り、線状降水帯に関しては明確には解っていないことが多々あります。
従って「線状降水帯」の気象学的な厳密は定義はまだ定まっていません。
気象庁においては以下の様に説明されています
次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を線状降水帯といいます。
毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。この線状降水帯による大雨が、災害発生の危険度の高まりにつながるものとして社会に浸透しつつあり、線状降水帯による大雨が発生している場合は、危機感を高めるためにそれを知らせてほしいという要望があります。
発生メカニズムに未解明な点も多く、今後も継続的な研究が必要不可欠です。
⇒気象庁HP
簡単に言えば、
暖かい空気が下から(地形などにより上に)登り、それによって出来た雨雲が列をなすように線状に連なり、それが大量の雨を降らせる・・・
と、考えられているようです。
ただ、本当にこんな自然現象だけで、日本という国に近年だけで何回も発生するものでしょうか?
もちろん、これまでも水害は何度も起こっています。
ですから可能性はゼロではありません。
しかし、まるで何かを試すかのように様々な各地で線状降水帯が発生し、被害をもたらす・・・
何か他の要因が考えられてもおかしくはありません。
他の要因とは・・・
そう、意図的、人工的なものではないか、ということです。
人工降雨は都市伝説ではない!
気候操作の研究は、すでに数十年単位で続けられています。
そして、少なくとも雨を降らせるということ(人工降雨)に関して言えば、ほぼほぼ完成していると言えます。
もちろん、まだ完全ではありませんが、すでに雨を販売している会社もあるくらいです。それも複数。
民間会社が気象調整を行っているのですから、もう都市伝説でも何でもありません。
普通の商品です。
ちなみにいくつかその会社の名前を挙げますと
「エアロシステムズ社」、「ウェザーモディフィケーション社」、「ナウク社」などがあります。
他にもありますので、雨を降らせたい方は検索してみてください(笑)
さて、人工降雨の研究はかなり前から行われていると書きましたが、
近年でもっとも有名な人工降雨に関する記事と言えば中国ではないでしょうか?
国土が広く、ちょくちょく起こる旱魃(かんばつ)により、多くの問題が発生している中国。
中国の国務院は2025年を目途に、国土の実に50%以上の地域に人工降雨を行う計画を発表しています。
⇒西日本新聞記事より
もう人工降雨も、「都市伝説」「陰謀論」などと揶揄されなくなる日は近いでしょうね
この人工降雨のために、中国では3万人以上が雇用されており、国土の多くを緑ある地域にする計画だそうです。
お隣ロシアでも、チェルノブイリ原発事故後に人工降雨を行ったと言っています。
これは放射性物質の拡散を防ぐ目的であったと推察されます。
その後もロシアでは定期的に人工降雨の実験は行われており、高い技術力を持つロシアであることを考えると、実用できるレベルにあると考えるのはおかしなことではありません。
フランスでも1950年代に人工降雨が開始されたといわれていたり、オーストラリアでもアメリカと協力して取り組んでいたりします。
タイでは人工降雨局という国の機関があったり、アフリカでもマリやニジェールなどで人工降雨の実験が行われています。
日本においても人工降雨の実験・研究は行われており、10年ほど前に筑波大学が三宅島付近で実験を行っていたというニュースもありました。
⇒日本経済新聞・人工降雨の記事
また、東京都が人工降雨装置を設置していることが報道されたりもしています。
少なくとも、世界中で人工降雨や気象改変技術があり、研究・実験されていることはお判りいただけたかと思います。
さて、上記の動画において少し触れていましたが、
実際にはどのような仕組みで雨を降らせているのか?
それがクラウドシーディングと呼ばれる技術です(単にシーディングとも)。
雲の種、という意味のこの技術はいったいどんな中身なのでしょうか?
クラウドシーディング
雨を人工的に降らせるには大きく2つの方法があると言われています。
1つは雨雲を作って雨を降らせる方法。
もう1つはすでにある雨雲から強制的に降らせる方法です。
現在、実際に使われている、クラウドシーディングは2つ目の技術を指します。
つまり、もともとある程度の雨雲があって、それに働きかけることによって雨を降らせるものなのです。
雨雲にドライアイスやヨウ化銀を散布することによって、雨粒の成長を促し、強制的に雨を降らせるのです。
また塩などの吸湿性の高い物質を散布することによっても同様の効果が得られます。
結果、無理矢理に雨を降らせることによって、
①雨雲を消し、その後天候を晴れにすることが出来る
②雨を降らせることが出来る
という2つの天候操作が行えます(なので雨を降らせる、というより気候操作という方が正確)。
ちなみに2008年に開催された北京オリンピックの開会式では、人工天候操作が行われたと言われています。
これまでの天候操作の歴史を考えれば、まったくあり得ることですね。
問題点
最後に問題点も考えてみましょう。
もちろん、思いもよらないような面も出てくるでしょうが、まず考えられるのは
自然環境への影響です。
本来降るはずのない場所に雨が降り、降るはずの場所には雨が降らない、ということが起きます。
(足りないところに降らせればよい・・・というわけにはいきません。先の説明の通り、雨雲がなければこの技術は使えないのです。)
これにより、絶妙なバランスで成り立っている自然に何らかの影響を与える可能性は低いとは言えないでしょう。
その結果、地球の自浄作用として何らかの大きな自然災害のリスクを増やしてしまう、という懸念が残ります。
さらにこれらはすでにビジネスとなりつつあります。
人工降雨市場という言葉も既にできているくらいです。
となると、利益を得る為に、
一部の地域に大量の雨を降らせたり、逆に雨を極力減らす、ということも出来るのです。
一部の人の利益のために、貧困を意図的に作り出している人たちもいるわけですから、
これを同じように自らの利益の為だけに使う人や会社が出てきてしまう可能性も否定できません。
日本に目を向ければ、中国で大規模な気候操作が行われると、日本の気候に大きな変化が起こりえます。
中国から日本には偏西風が吹いています(春の黄砂などはこれが原因)。
従って、本来西から流れてくる雲が(気候操作により消されて)流れてこなくなってしまうわけです。
これが頻繁に行われると、日本の農業には大ダメージになってしまうでしょう。
中国が政治的なカードとして使ってくることも想定できます。
あとは、この上空に物質を散布して雨を降らせる、という方法が
ケムトレイルと非常に相性が良いという点も見逃せません。
※ケムトレイルとは、ケミカル(化学物質)とトレイル(痕跡)を合わせた造語。上空にある種の化学物質が撒かれることによって健康被害をもたらすと言われている。都市伝説界隈ではよく耳にする話。ただこれが事実だとする証言は多数あります。が、真偽は不明。
ケムトレイルの散布が仮に事実だとすると、
クラウドシーディングと方法は全く一緒。空に物質を撒くことが双方のやり方なので、状況によっては区別がつかなくなります。
だとすると、クラウドシーディングが市民権を得たときにはケムトレイルも堂々と行えることになります。
都市伝説の範囲かもしれませんが、危惧している人や証言している人がいるのも事実なので、
利害関係のない存在による監視者をつける必要があるかもしれませんね。
そして、最大の問題点は、お金儲けに極端に利用される可能性があることです。
例えばある地域に集中的に豪雨を降らせます。地面は流れ、川は氾濫し、街は大きな被害を受けます。
その後、待っているのは大きな復興事業です。
つまり、意図的なスクラップアンドビルドを行えるということです。
そこに人命を慮る面はありません。
同様に、人の目をそちらに向けさせることもできます。
一部の既得権益者にのみ有益な法案を通したりすることもさらに楽に行えるようになることでしょう。
もはや都市伝説でもなんでもなく、1つのツールとなってきた人工降雨。
私たちがどのように扱い、関わっていくのかも問われることになるのではないでしょうか?