地球温暖化、大気汚染、海洋汚染、ダイオキシン・・・
様々な面で地球の環境悪化が叫ばれ、その対応を行う動きが出ています。
学校などでも、SDGsという名前で環境問題への注目を持たせようとしています。
しかし、これまでマスコミや大企業が騒ぎ立ててきたことが嘘だらけだったのは周知の事実です。
コ口ナ騒動を始めに、エイズ、癌、それら病気に付随する治療、添加物、農薬、衣類、電磁波、放射能、金融システム・・・・
とにかく、非常に多くの点でこれら「常識」が砂上の楼閣であることが解ってきています。
この中で、現在「SDGs」などというネーミングで注目を集めさせようとしている環境問題について見てみたいと思いましょう。
どうもこちらも、怪しい臭いがしてくるようです・・・
環境問題は優秀な洗脳道具!? 自然は支配するべきか、共存するべきか
モダンエコロジスト、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
直訳すれば「現代的な環境保護者」。
新時代の環境改善家たちと言えるでしょう。
彼らがSDGsなどを考えたと言われたりもしていますが、この主張はこれまでのエコロジストたちと比較すると、「現代的」になっているのが見て取れます。
これまでのエコロジストは、人間生活と自然の調和を目指し、地球温暖化の為CO2(二酸化炭素)削減やリサイクル運動、脱原発、循環型社会、減農薬・無農薬、遺伝子組み換え食品の禁止、森林伐採の低減などを主張してきました。
新しいモダンエコロジスト達も、もちろん人間と自然の関係改善を謳っています。
しかし、モダンエコロジストたちの主張は、これまでのエコロジスト達と根本から違う面があります。
それは
「悪化する地球環境を、気候工学(ジオエンジニアリング)の技術力によって改善しよう」
というものなのです。
彼らの論説は次のようなものです。
「地球環境悪化は、もう間に合わない所まで来てしまっている。そのため、即効性のある手段を講じなくてはならない。その為には、気候工学による技術を使う必要があるだろう。」
気候工学は地球工学とも言われ、地球全体を1つのシステムとして捉え、最先端の技術を駆使して人工的に気候や環境、自然を調整しようとするものです。
これまでのエコロジストとは違うことがお分かりいただけるかと思います
地球を管理する気候工学
では具体的にどのようなことをして地球を「管理」していこうとしているのでしょうか?
大きな問題の1つである”地球温暖化”について見ていきましょう。
現在行われている地球温暖化対策としては、
CO2削減のため、脱炭素(炭素税など)、車の排気ガス規制、スーパーやコンビニなどでのビニール袋削減などが行われています。
ただ気候工学者から言わせればこれらはすべて、
「遅い」
ということになるそうです。
地球はもうのっぴきならないところまできていると
そこで気候工学=ジオエンジニアリングで提唱されているのが次のようなものになります。
①海のしぶきを核に、雲を作りだし太陽光を遮り、地球を冷やす
②海のプランクトンを栄養を与えて増やし、炭素を回収させる
③成層圏に硝酸物質など太陽光を反射させるものを撒いて、地球を冷やす
天候をほぼ自在に操れる技術があると言われて久しいですが、
おそらく、上記のようなことは技術的には十分可能でしょう。
ただ、これは本当に現実的なのでしょうか?
地球が冷えるほど太陽光を遮れば、自然界にも間違いなく大きな影響を与えます。
また、農家などが作る農作物も深刻なダメージを受けるでしょう(そのためにF1種などの遺伝子組み換え作物が用意されているのかもしれませんが・・・)。
さらに気候工学者だちが語る他の手段は、まさに新時代のエコロジーです。
✅(危機的な温暖化に対応するため)CO2削減のためには原発に頼る必要がある
✅生産効率の良い遺伝子組み換え作物を推進しよう(消費エネルギーの削減)
これまでのエコロジストとは、真逆とも言える発想なのが面白いとも言えますね
環境問題は洗脳の巣窟
このようなモダンエコロジーを受け入れさせるため、着々と準備は進んでいます。
その1つが、小学校からすでに習うことになるSDGsでしょう。
小さいころから学校という権威で環境問題を擦り込むことによって、
「地球環境はとても危ない状況なんだ」
と、思い込ませることが出来ます。
このままTVやマスコミ、学校、御用学者が協力して教育すれば、大人になるころには立派なモダンエコロジストの完成です。
大人に対しては「流行」です。
2020年に発売された斉藤幸平大阪市立大学大学院経済学研究科准教授の著作、「人新世の「資本論」」という本です。
ベストセラーになった同書は、極々かんたんに言えば、
”行き過ぎた資本主義によって様々な問題が産出されてしまった。今後は脱成長を目指していく必要がある”
という内容になっています。
これ自体は問題はないと思いますが、狙いはその先に見えます。
この本の題名にもなっている”人新世”。
この言葉はノーベル化学賞を受賞したオランダのパウル・クロッツェン博士が作った言葉です(言語はアントロポシーン (Anthropocene)=人類の時代という造語 )。
実はこのパウル博士、
地球の成層圏に硝酸物質を撒き太陽光を反射させ地球を冷やそう、とした案を絶賛する論文を発表しています(2006年)。
モダンエコロジストとして、
今のような緩慢な地球温暖化対策では、地球はもうもたない。
早急な解決策として、人類が自然に介入すべきである。
自然を破壊したのが人間なのだから、それを改善・改良するのも人間がやるべきだ・・・
これが、人新世の生みの親の思想・言葉なのです。
環境問題は怪しさがてんこ盛りです。
地球温暖化に関しては否定する学者は非常にたくさんいます。
→「二酸化炭素は地球を温暖化させていない!?」(アーカイブ)
地球の砂漠化も、異常気象も、
数々ある環境問題は、「仮説」に過ぎません。
ただこれだけは言えるでしょう。
環境問題は、政治的に、金銭的に、そして洗脳道具として、
とても大きく利用されている、ということです
情報が誰でも簡単に手に入れられるようになった現在。
こういう時だからこそ、根っこのある情報がとても大切になってきていると強く感じます。
ネットは便利ですが、自分で確かめもせず、ついつい信じてしまうことが多々あります(私もそうです)。
まずは自分で調べる・確認する。
それが、本当の意味で地球をより良くする第一歩なのかもしれません。