世界中の注目を集めさせている、ロシアとウクライナの戦争。
以前、アーカイブ「ロシア・ウクライナ情勢」において、この戦争自体が茶番である可能性が高いことを指摘させていただきました。
実際にこの事件、庶民はそのほとんどの情報をマスコミというフィルターを通してしか知ることが出来ません。しかし、マスコミを介すれば、そこには当然テレビ局や新聞社の色眼鏡を通して情報に接することになります。
時にそれは、どちらが正しくてどちらが悪いかをも勝手に決められ、真実の姿が見えなくなってしまうものです。
今回の戦争においても、それらの片鱗を見て取ることが出来るようです・・・
ロシア・ウクライナ戦争の真実 ゼレンスキーをバックアップする企業
今回の戦争で、ロシアとウクライナの役割は決まっています。
プーチンとゼレンスキーの役割とも言いかえることが出来るかも知れません。
曰く、
ロシアは悪
ウクライナは善、です。
ウクライナ大統領ゼレンスキー氏は各マスコミで非常に持ち上げられており、日本も含む複数の国で国会演説(オンラインにて)を行い、国際世論は”ウクライナ応援”に大きく傾いています。
そして、このような世論になっている要因として考えられるのが、
元コメディアンのゼレンスキー大統領の「演技」です。
彼は上手な「演技」が出来るという現代の政治家には必須の能力を兼ね備えていたと見えます。
そんな彼をプロデュースするのは、いわゆる「戦争広告屋」。
民間会社という皮を被った獣・・・戦争広告代理店、世論誘導会社などとも言われます。
ゼレンスキー大統領にはPRのプロが指導をしている
↑上記はゼレンスキー大統領の日本の国会での演説の様子です。
ゼレンスキー大統領の演説は非常に評判が良く、内容もしっかりしています。
しかし、だからこそ、これはその道のプロが作成したものであることが考えられます。
では以下にゼレンスキー大統領の日本の国会での演説内容をまとめたものを記しておきます。※全文ではありません
日本が援助の手を差し伸べてくださいましたこと、心から感謝しております。ロシアがウクライナの平和を破壊し始めた時、世界の本当の姿が見えました。本当の反戦の運動、本当の自由、本当の平和、本当の地球の安全への希望。日本はこれらを求めるアジアのリーダーになりました。
皆様がこの苦しい戦争の停止のために多くの努力を始めてくれました。日本でもウクライナの平和のために動きが始まりました。それはウクライナだけではなく、ヨーロッパ、そして世界にとって非常に重要です。この戦争が終わらない限り、平和でない限り、不安を感じる人はなくならないでしょう。(中略)
ウクライナには現役の原子力発電所が4カ所、15の原子炉があります。現在、その全てが非常に危険な状況下にあります。すでに、ザポリージャ原発というヨーロッパ最大の原発が攻撃を受けています。
多くの工業施設も被害を受け、経済や環境に対する大きなリスクになっています。ガス、石油パイプライン、炭鉱もそうです。また、サリンなどの化学兵器を使った攻撃も今、ロシアが準備しているという報告を受けています。核兵器も使用された場合の世界の反応はどうなるかが今、世界中の話題になっています。将来への自信、確信というのが今誰にもどこにもないはずです。
ウクライナ軍は約1カ月間に渡ってすでにこの大規模な戦争、攻撃に対して国を守っています。最大の国(ロシア)がその戦争を起こしましたが、影響の面、能力の面では大きくないです。道徳の面では最小の国です。
1,000発以上のミサイル、多くの空爆が落とされ、また数十の街が破壊され、全焼されています。多くの町で家族、隣の人が殺され、彼らをちゃんと葬ることさえできません。埋葬は家の庭の中や道路沿いにせざるを得ません。可能なところでやっています。数千人が殺され、そのうち121人の子供が含まれます。
(中略)
皆様、ウクライナ、そのパートナー及び反戦の連帯だけが世界の安全を生み出すことができます。全ての民族、国民にとって、社会の多様化を守り、それぞれの国境、安全を創り、また子供、孫のための将来を守るための努力が必要です。
ご覧のように国際機関だけではロシアを止められませんでした。国連も安保理も機能しませんでした。改革が必要です。機能できるように、影響を与えるために。ロシアによるウクライナ攻撃によって、世界が不安定になっています。世界市場における状況も不安であり、資材の輸入などの障害が出ています。環境面と食料面でも前例がない状況になっています。
これからも戦争を続ける、という侵略者に対して非常に大きな注意を払う必要があります。平和を守る、という強い意志が必要です。責任のある国家が一緒になって、平和を守るために努力しなければならないのです。日本は建設的で平和的な立場をとっていただきまして、ありがとうございます。またウクライナに対する本当の具体的なご支援に感謝しております。
アジアで初めて、ロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本です。引き続き、その継続をお願いします。また、制裁の発動の継続をお願いします。
ロシアが平和を望む、探すための努力をしましょう。ウクライナに対する「侵略の津波」を止めるためにロシアとの貿易禁止を導入し、また各企業がロシア市場から撤退しなければならないです。それこそがロシアを止める力になります。すでにウクライナの復興についても考えなければなりません。人口が減った地域の復興も重要です。避難した人たちが故郷に戻れるようにしなければなりません。日本の皆さんもきっと、住み慣れた故郷に戻りたい気持ちはご理解いただけると思います。
また、予防的に全世界が安全を保障するために動けるためのツールが必要です。既存の国際機関がそのために機能できないので、新しい、予防的なものを作らなければならないです。本当に侵略を止められるようなツールです。
日本のリーダーシップが、そういった仕組みの開発のための大きな役割を果たせると思います。ウクライナのため、世界のため、また将来に対して自信と確信を持てるように。日本の国民の皆様と一緒になって努力すれば想像以上のことができます。
日本発展の歴史は著しいです。調和を作り、その調和を維持する能力が素晴らしいです。また、環境を守って、文化を守るというのことは素晴らしいことです。ウクライナ人は日本の文化が大好きです。本当に日本の文化はウクライナ人にとって、非常に興味深いです。距離があっても価値観がとても似ています。私たちは同じような心を持っています。ロシアに対するさらなる圧力をかけることによって、平和を取り戻すことができます。
ウクライナの復興を行い、国際機関の改革を行いましょう。その将来の反戦連立が出来上がった際に、日本が今と同じようにウクライナと共に歩んでいることを期待しています。ありがとうございます。
ウクライナに栄光あれ、日本に栄光あれ。
太字のところなどは非常に解りやすいテクニックです。
日本(日本人)を持ち上げて、言葉が頭に入りやすくして、
具体的な地名や数字を出して恐怖を煽り、
センシティブな言葉を使い感情を刺激し、
そこで必要なもの・欲しいものを明示し、
最後に礼儀を整え好印象を与える、
といった文章構成。
専門のスピーチライターが作った、完全にプロの技と言えるものでしょう。
戦争の真の目的
こういった「プロの技」は演説内容にだけ見られるのではありません。
演説の途中に挟まれることもある映像なども、よく考えられています。
妊婦が担架で運び込まれるシーンであったり、
病院で子どもの心臓が丁度止まるシーン(心電図の音が流れる)、
自分の家が焼けて呆然としているシーン、
戦争で家族や家を失くした人が涙するシーンなど・・・
あまりにタイミングが良すぎる映像に関しても、
全くもって、プロが作ったものとも思える出来栄えです。
日本では「アジアのリーダー」などと持ち上げましたが、
アメリカでは子どもに対して非常にナーバスな面があるので、子どもの映像を使ったプレゼンが行われたようです。
なぜこのような演出をするのでしょう?
もちろん、ウクライナを有利にするため、というのも考えられるでしょう。
しかし、この戦争自体が茶番であることも踏まえると、
ウクライナに戦争広告代理店をあてがったのは、西側諸国であることは容易に想像でき、
国際金融権力家たちの次なる目標が見えてきます。
ゼレンスキー大統領の演説の中にもあった
「既存の国際機関がそのために機能できないので、新しい、予防的なものを作らなければならないです。本当に侵略を止められるようなツールです。」
という言葉。
これがまさしく、世界統一政府へ進む一助になるのかもしれません・・・・
ともかく、マスコミはとにかく大騒ぎして、恐怖を煽り、本当に大切な事に目がいかないようにするのが仕事です(お笑い番組もその一助を担う。私自身もお笑い番組は好きだし面白いと思いますが・・・)。
目の前の情報に振り回されず、大局的に物事を捉えて見えれば、
この戦争も、実際に被害にあっている人は本当に可哀想ですが、
大金持ちたちが、自分たちの目標のために多くの人を犠牲にしている、という視点も見逃すことが出来ないのではないかと思います。