今日は
電磁波の体への影響
について考察してみようと思います
ひいては
WIFIの体への影響
についても同様に考えてみたいと思います
ちなみにこれは自分が調べて書いたものですので、
最終的な判断は各自で行っていただければと思います。
さて、電磁波について調べてみますと
問題なし、という情報と
問題あり、という情報
両方見つかります。
例えば総務省なんですが、
当たり前ですが「問題なし」としています
電磁波には3つの作用があって
①刺激作用
②熱作用
③非熱作用
の3つが挙げられます。
もちろん、この作用の中には人体に対する悪影響が含まれているわけですが、ようは、どの程度ならその悪影響を受けずに済むか、
大丈夫でいられるのか、
が重要になってくるわけですね。
さて、では国の規制はどうなっているのか?
下図をご覧ください
↓
国名 | 制定年 | 電界 kV/m |
電界 区分 |
磁界 μT |
磁界 区分 |
---|---|---|---|---|---|
日本 | 1976年 | 3 | 規制 | ||
2011年 | 200(50/60Hz) | 規制 | |||
韓国 | 1988年 | 3.5 | 告示 | 83.3(60Hz) | 告示(2004年) |
米国(注1) | |||||
ドイツ | 2013年 | 5 | 規制 | 100(50Hz) | 規制 |
スイス | 2000年 | 5 | 規制 | 100(50Hz)(注2) | 規制 |
フランス | 2001年 | 5 | 規制 | 100(50Hz) | 規制 |
スウェーデン | 2002年 | 5 | 勧告 | 100(50Hz) | 勧告 |
イタリア | 2003年 | 5 | 規制 | 100(50Hz)(注2) | 規制 |
英国(注3) | 2011年 | 9 | 基準 | 360(50Hz) | 基準 |
©中部電力HPより
一応、これがそれぞれの国での電磁波の規制内容です。
細かい説明は省かせていただきますが、
数値が低いほど基準が厳しい、となるわけです。
ちなみにアメリカは国としての規制はありませんが、州ごとにあったりなかったりするそうです(もっともアメリカは電磁波の規制はそうとう緩いそうです。)
電界、磁界併せて電磁界という名前になるのですが、要はこれが電磁波のことだと端的にお考え下さい。
まぁ、国とするとこの基準以下であれば問題なしと見ているわけだということです
ただ、調べてみると
そもそも電界は人体にはさほど影響がないことが分かっており、
磁界の方が人体への影響があることが分かっています
日本は磁界の方が規制が緩いのが気になりますね・・・
まぁそれでも影響なければいいわけですが、
ここで電磁波の悪影響についても見てみましょう
以下の内容は以下のサイトにから情報を得ています
で、このサイトの内容をまとめます。
電磁波によって受ける身体への悪影響は以下の通り
①不眠症
②成長阻害
③脳機能障害
④不妊
⑤心臓疾病の誘発
⑥発癌リスクの上昇
以上です
元のサイトには10個って書いてありますが、内容的にまとめるとこんな感じに圧縮できます。
さて、この字面を見てるだけでも怖いですが・・・
さらに以下もどうぞ
これは公の機関の電磁波に対する見解になります。
↓
機関名 | 名称 | 発行年 | 見解 |
環境省 | 電磁環境の安全性に 関する調査研究報告書 |
1992 | 電磁界の生体影響に関して,WHO(世界保健機関)などの知見を修正する必要はない。 居住環境の電磁界は,IRPA(国際放射線防護学会)の一般人の連続暴露ガイドライン値以下である。 |
経済産業省 資源エネルギー庁 |
電磁界影響に関する 調査・検討報告書 |
1993 | 現時点において,居住環境で生じる商用周波磁界により,人の健康に有害な影響があるという証拠は認められない。 居住環境における磁界の強さはWHO(世界保健機関)などの見解に比べ十分低い。 |
環境省 | 電磁環境の健康影響に 関する調査研究 |
1995 | 電磁界の生体影響に関して,WHO(世界保健機関)などの知見を修正するに足る報告はない。 |
米国物理学会(APS) | 送電線の電磁界と健康に関する声明 | 1995 | 送電線の電磁界とガンを関連付ける憶測は,科学的に立証されていない |
全米科学アカデミー (NAS) |
居住環境における電磁界ばく露による健康への影響 | 1996 | 居住環境における商用周波電磁界が人体に有害な影響をおよぼす証拠は認められない。 |
RAPID計画 ワーキンググループ |
ワーキンググループ報告書 | 1998 | 国際ガン研究機関(IARC)の発ガン性分類を用い,電磁界を「発ガン性があるかもしれない(グループ2B)」に分類することが,安全側の公衆衛生的判断である。 |
米国環境健康科学研究所(NIEHS) | 商用周波電磁界へのばく露による健康影響に関するNIEHS報告 (米国RAPID計画の最終報告書) |
1999 | 電磁界のばく露が何らかの健康リスクを提起しているということを示唆する科学的証拠は「弱い」。 |
全米科学アカデミー (NAS) |
NIEHS報告書に対する全米科学アカデミーの評価 | 1999 | RAPID計画の結果は,電気の使用が公衆の健康障害を有するということを支持していない。 RAPID計画で得られた知見は,1996年の全米科学アカデミーの評価と異なるものではない。 |
経済産業省 資源エネルギー庁 |
NIEHS報告書の結論に対する見解(電気新聞(7月15日)) | 1999 | 1993年の「電磁界影響に関する調査・検討報告書」に示された結論について「特段の変更が必要であるとは考えていない」。 |
国際がん研究機関 (IARC) |
人の発ガン性リスク評価に関するモノグラフ | 2002 | 極低周波磁界は「発ガン性があるかもしれない(グループ2B)」 静磁界,静電界および極低周波電界は「発ガン性については分類できない(グループ3)」 |
世界保健機関 (WHO) |
・ファクトシート№322「電磁界と公衆衛生極低周波の電界及び磁界へのばく露」 ・環境保健基準№238「極低周波電磁界」 |
2007 | 一般の人が普通に生活する上で,「電界」については健康上の問題はない。 高レベルの磁界への短期的ばく露については,健康への悪影響が科学的に確立されており,国際的なばく露ガイドラインを採用すべき。 長期的ばく露については,全体として,小児白血病に関連する証拠は因果関係と見なせるほど強いものではない。ばく露低減によって健康上の便益があるかどうか不明である。 |
経済産業省 資源エネルギー庁 |
電力設備電磁界対策ワーキンググループ報告書 | 2008 | 高レベルの磁界への短期的ばく露については,ICNIRPの国際的なばく露ガイドラインを採用する等法令面を含めた適切な対応を行なうべき。 長期的ばく露については,因果関係の証拠が弱い。 |
こちらは©中国電力様より
色分けは私の方で行いました。
それぞれの色の意味は次のようになります。
青・・・問題なし・安全と見ている
黄・・・安全性は確保されているがリスクも無視できない
赤・・・リスクがあるとみている
もっとも私自身は、専門機関だからと言ってすぐに信用はしていません。
こういったデータはある結論が欲しくて明らかに意図されて作られる場合も数多くありますからね・・・
とはいえ、これも1つの情報です。
これも参考の1つとして、ご自分の考えの参考にしていただければな、と思います。
現代人は、携帯(スマホ)やPCを日常的に使っているわけですから、
既に電磁波に晒されまくりです。
そういった視点から見ると、
危険だと指摘している研究があるなら、
もっと研究に資金を提供して詳しく調べたり、念のため安全基準を厳しくするなどがあっても良いのではないか、と思います。
実は以前に5Gについての記事も書いており、そこでも電磁波について書いております。
(そこではかなり危険だという情報を掲載⇒5Gとは 今更聞けないので調べてみました – よんどころない話)
資本主義(金が全て)が跋扈する現状では、なかなか正しい情報得るのは難しいです
企業やそれとつるむ国からの情報だけでは真実は見えず、
民間の一研究者の意見だけでは信憑性が不安で・・・
ですから、
1人1人が色々な情報を
様々な角度から捉え、
個人個人で考えを持ってもらいたいと思います
私個人の
現時点での見解は、
完全にシャットアウトするほど恐れる必要はないが、安全性が確実に立証されているわけではない
むしろ危険性が意図的に軽視されている可能性がある。
自分の身は自分で守り、仲間と繋がろう!
です
ちょっとわかりにくかった今日の内容
後で勉強しつつ、リライトするつもりです・・・