全国的にかどうかまでは調べていませんが、私の住む地域では小学校などで同和教育が今も行われています。もちろん、毎週の授業に組み込まれているわけではありませんが、定期的に同和の授業が行われています。
しかし、今の若い人たちにとって、「同和」といわれてもピンと来ないでしょう。あいつは〇〇部落の出身だからイジメよう・・・なんて話はまず出てこないと思います。つまり若い人(ある程度より下の年齢の人)にとっては「同和」という差別は存在しないのです。
なのになぜ同和教育は続くのか・・・?
そこには金に群がる亡者がいたのです。
差別は金!なぜ差別はなくならないのか!?
先に断っておきますが、私自身は差別には反対です。人は誰しも平等であるべきです。地位や肩書で区別されたり、ましてや生まれた場所や見た目で色眼鏡で見られるなどおかしいと思います。
しかし、差別はまだあるようです。
マスコミの報道を見ても、コロナ下のアメリカで黒人差別が暴動になったりしました。日本でも上記のとおり未だに同和教育が行われていたり、差別解消のための公的資金は存在し続けます。
確かに差別自体はまだあります。
例えば、今でも白人至上主義者はいますし、ユダヤ人の一部などは優生学(生まれながらに優れた人間が世界を管理すべきだという思想)を持ち、あるいは選民思想(紙に選ばれた民族であるという考え)もそれにあたるでしょう。
それらを踏まえたとしても、若い人ほどそんな差別は気にしていないのが事実です。
そもそも本来人間は差別などしないはずです。
赤ちゃんや子どもは決して差別しません。どこの出身でも、どんな肌の色でも、どんな民族でも一緒に遊べます。
差別をしているのは理性を持った大人たちなのです。
中でも、差別をお金に変えてやろうという人たちが存在するからだとも言えるでしょう。
もちろん、黒人差別もそれにあたりますが、今回は日本国内の「同和」について少し見ていきましょう。
差別・同和をお金にする亡者たち
差別・同和事業マネーを食い物にした人は多々います。さすが一人一人を紹介はしませんが(全国的に見れば数え切れないほどいるでしょう)特に有名なのは橋下徹氏でしょう。
橋下氏の出自は同和マネーと切っても切れません。
実父の之峯氏と叔父(之峰氏の実弟)が元暴力団組員で同和地区出身なのは公然の事実です。橋下氏自身もそれを隠してはいません。また在日であるという話もあります。
この暴力団と同和は表裏一体と言ってもよく、同和解放同盟に暴力団組員が非常に多くいたのは事実です。
橋下氏が府知事時代、議会での
「同和問題は特に若い世代では解消している。結婚も問題ではなくなっているし、混在化は顕著だ。同和行政の継続は逆差別を生むのでは?」
という質問に対し、
「私は同和地区で育ちましたが、同和問題は全く解決されていないと認識しています」
「同和解放同盟の活動があったからこそ不合理な差別も解消されてきたという厳然たる事実がある」
と、同和行政の継続、解放同盟の活動に理解を示す発言をしている。
実際、政策もそれを証明している。
京都府では違法判決が出ている、自治体が奨学金の返済を肩代わりする「同和奨学金」を大阪では継続させたり、解放同盟の旧同和金融に70億円の公金が投入されたがその返済計画を216年もかかる「200年ローン」を認めたり、BSE対策を悪用したハンナングループ・南大阪食肉市場株式会社50億円の貸付のうち20億以上が焦付きになっているがこれは全く放置したりしている。
また全国でも行われてきた乱脈同和行政の権化とも言える「中小企業高度化資金」では、総事業費約100億円のうち3分の2に当たる約67億円を大阪府と大阪市が負担。残る30数億円のうち28億円は未返済だが、これに対してもまったく手を付けていない。
これらの企業は同和あるいは暴力団の関係が明らかになっており、橋下氏は解放同盟を謳い利権を貪り続けてきた犯罪者(暴力団員・実際に逮捕有罪になっている)を褒めたたえるなどもしている。
つまり、橋下氏も同和利権を漁る一人だったのである。
1969年に施行された同和対策事業特別措置法(同特法)で、失効する2002年までに大阪府だけでも2兆8000億円以上もの予算が当てられたが、そのカネは多くが解放同盟の利権、暴力団などの反社会組織の資金源、それらのフロント企業への貸付(そして焦付き)になっている。
ちなみに、2002年失効後も「人権対策事業」として、大きく減額されながらも現在も続いている。
同和マネーを巡る事件は多数ある
同和、解放同盟を使い利権を漁った事件も数多くあります。
以下かんたんにそれをまとめて書きます
・人権文化センターなどを作り、その人件費をピンハネ
・大阪市の土地を30年に渡って占拠。その土地を担保に融資も受ける
・建設業界でも談合の調整役に
・(行政を脅し)ペーパー会社で工事を受注し、工事自体は丸投げ
・ゼネコンなども含めた業者に対して寄付・協力金の強要
・高額図書(HPなどをコピペした本を4~5万円で)販売
特に建設業界での鞘抜きは金額もデカく頻繁に行われていたようです。
また行政に取り入ったり銀行と蜜月な関係になったり、企業に総会屋のようにお金を求めたり、それを元に信じられないくらい贅沢三昧をした人も多数いるようです。
またこの濡れ手に粟をする様子を見て真似をしようとする団体も多くできた。
いわゆるエセ同和ことだが、このエセ同和は金を手に入れることだけが目的の団体で差別解消のための行動は(形しか)見受けられない。「東京人権と生活運動連合会」が調べ把握できているエセ同和団体を以下に一部を挙げておく
部落解放同盟東京都連合会
全日本同和会東京都連合会
人権擁護連合会
全国自由同和会東京都本部
同和文献保存会
全国同和人権促進会
全国同和対策促進会
同和事業統一協会
同和対策研究会
国策調査研究会
全日本政経塾
全国同和審議会
政治・経済研究会
政経懇話会 ・・・etc
これだけ幅広く、複数の団体を作るという事は、それだけ同和マネーが潤沢にあったことを証明するものでもあり、多くの詐欺が行われていたことの証明にも成り得ます。
現実に同和マネーを搾取し続けた者の多くは、後に詐欺や恐喝などで捕まっています。
本当に暴力団の世界なのです。
こんな闇を隠しつつ、学校で同和教育など、まさに百害あって一利なし、と言われてもしょうがないようにも思えます
同和問題から我々は何を学ぶべきか
差別は多くの人の心にあります。
差別の心はなぜ生まれるのでしょう?
それは人よりも優位に立ちたい、優秀だと思われたい(よく思われたい)からです。
ではなぜ人より優位に立ちたいのでしょう?
それは人と比べるからです。
私たちの今の社会では、小さいころから多くの場面で比べられて生きています。
成績で比べられ、足の速さで比べられ、進学した学校で比べられ、容姿で比べられ、仕事の速さで比べられ、給料で比べられ、結婚で比べられます。
でもよくよく考えれば、それは必要のない事です。少なくとも自分の幸せにとっては
むしろ比べない方が幸せになれるでしょう
そう考えたとき、やはり子どもは素晴らしいと思います。
子どもは比較しません。
若い人は純粋で正義感が強く、ひた向きです。
多くの大人は理性的ではありますが、正義感が失われ純粋さもなく目の前の利益に固執します。本当に世の中を良くできるのはどちらでしょうか?
大人はもっと子供や若い人を尊敬し、若い人から学ぶべきなのかもしれませんね。