コロ助騒動が続いています。
おそらく、この騒動・マスコミ報道は、目的をある程度達成するまでは続くと思われます。
その目的とは「スマートシティ計画」。
日本ではムーンショット計画、あるいは、ソサエティー5.0といわれるこの計画は、我々の生活を一変させるものです。
ビジネスも、生活も、教育も、人生も、大きく変わる可能性を秘めています。
今回は、世界が進もうとしている社会をみていきましょう
目次
ムーンショット計画とは わかりやすく解説
世界が大きく変わろうとしています。
ビジネスも、生活も、人間関係も変わっていくと考えられます。
その進む先にあるのがムーンショット計画であり、その尖兵として使われているのがコロ助、そしてマスコミです(御用学者も足してOK)。
ではそのムーンショット計画とはどんなものなのでしょう?
かんたんに言ってしまえば、インターネットと社会をより密接に・広範囲に繋ぐ計画のことです
内閣府のHPを覗くと、ムーンショット目標として7つの項目をあげています。
1.人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
2.超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
3.AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
4.地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
5.未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
6.経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
7.主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
これらの事柄を、2050年までに達成することを目標にしています(7.のみ2040年を目標)。
正直、これだけ見ても何がしたいのか解る人は少ないのではないでしょうか?というか分かるように書かれているようにも見えません。
これを要約してしまえば、「あらゆる事をビッグデータに繋ぎ、全てを一元管理してしまおう」というデータ至上主義ともいえる意味合いになるでしょう。
このムーンショット計画を少し具体的にしているのが「Society5.0(ソサエティ5.0)」です。
ソサエティとは社会の意味で、
Society 1.0=狩猟社会
Society 2.0=農耕社会
Society 3.0=工業社会
Society 4.0=情報社会
そして次に目指すSociety 5.0が「超スマート社会」だということです。
この超スマート社会にするために、今年(令和3年)9月にデジタル庁が創設されます。
デジタル庁の登用する500人のうち、100人を民間から採用するそうです。
これにGAFAが関与することは想像に難くありません。
Society 5.0(ソサエティ 5.0)を見てみる
Society 5.0とはど何なのか
内閣は次のように述べています
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)となっています。
⇒内閣府HP(こちらから紹介動画なども観れます)
さらに総務省が出している”情報通信白書”をみるといくらか解りやすく書かれています。
総務省HP⇒情報通信白書
その中から特に気になる点をピックアップしていきましょう。
☆5Gの普及・実現
☆社会全体のデジタル化
☆Iotデバイスの増加
☆ビッグデータ
☆フェイクニュースへの対応
☆超スマート社会への準備
☆Beyond 5G
☆その他
これらを読み解けば、次に計画されている社会が見えてくることでしょう。
考察していきます。
☆5Gの普及・実現
社会をインターネット・ビッグデータに繋ぎ活用するためにデータ通信の高速化は必須です。そのために5Gを普及しようというもの。
しかし5Gは回折がイマイチ(遮蔽物があると電波が届かなくなりやすい)ことが弱点です。その為、電波塔を増やすことや邪魔な街路樹などの撤去が行われています。
イスラエルでは道路に太陽電池が埋め込まれるなど、消費電力も大きくなることでしょう。
ただ、電磁波の問題が解決しているとは言い切れず、課題も残ります。
☆社会全体のデジタル化
超スマート社会とはまさにこのことでしょう。自動運転車もビッグデータに接続し、周りも自動運転車ばかりになれば殆ど事故は起こらなくなるでしょう。それが為、運送業者はいなくなるとまで言われています。
他にも、情報産業はもちろん、医療、教育、行政事務など大部分の職業がビッグデータに繋がれ、総合的に管理されることになるでしょう。これらをCPS(サイバーフィジカルシステム)ともいう。
そしてその管理を委託されるのがGAFAであることは間違いないでしょう。
☆Iotデバイスの増加
社会全体をデジタル化するには、5Gなどの通信技術もさることながら、デバイス(端末)も大量に必要になります。スマホなども当然その一つですが、今後は様々な機器に、そして人体内にまで埋め込まれることも予想されます。
すでにそれは実行に移されており、マイクロチップなどがそれに当たります。
☆ビッグデータ
ビッグデータとはその名の通り、巨大なデータの集合のこと。あらゆるデータを一元的に管理することを指す。すでに巨大なデータを持っており、それらを基に作られたアルゴリズムを有するGAFAなどがこれを利用していくことになると思われる。
つまり、多くの企業がGAFAを経由しなくてはいけなくなる可能性があるということだ。
格差拡大はこういった観点からも見て取れる。
☆フェイクニュースへの対応
フェイクニュースに関してはプラットフォーマー(つまりGAFA)に自主的な対応を求めるとしている。
要するにどれが本当の情報で、どれが嘘の情報かは、一企業に任せる、といっているのです。
アメリカではディープフェイク技術の使用状況について報告を義務付ける”ディープフェイク法案”が審議されているが、本当に効果あるものかは不明。
超巨大企業が国家よりも力を持っていることがよく解る。
☆超スマート社会への準備
超スマート社会を迎えるにあたり、社会のデジタル化以外に、”人口の減少”が大前提としてあげられています。現在の人口の減少傾向を見れば当然なのかもしれませんが、環境が本当によくなれば人口が増加する可能性は決して小さくないはず。
つまり、何らかの理由で人口は減っていく、というのが既定路線になっているのかもしれません。
また、本当に大きな変化になるため、新しい生活様式にならざるを得ません。
実際、情報通信白書でもコロ助の流行により、図らずも(リモートワークなどの)変化が始まっているというようなことが書かれています。
☆Beyond 5G
先述したとおり、5Gは回折が苦手というけっこう致命的な弱点があります。
コロ助の流行と共に強引に推し進められた5Gですが、当初から本命はその次の6Gではないかという噂もありました。イーロンマスク氏の言動などからもそれが読み取れるのですが・・・
ともかく、5Gやムーンショットがまだ整備されていない状況でも出てきている「Beyond 5G(5Gを超えて)」という文句。
その先の計画まで出来ていると考えてもおかしくはないでしょう(実は2018年頃からすでに6Gに対する動きが様々な企業でありました)。
その他
他にも本当に様々な変化が考えられます。
教育もGIGAスクール構想があったり、デジタル通貨の開始、ビッグデータと連動した医療、海底ケーブルの設置による全世界的な連動、一帯一路構想、超翻訳機など、多くの職業が消え、新しい発想が必要になってくるでしょう。
国ではなく、超巨大企業による社会主義制度のようなものが敷かれる可能性までみえてきます。政治用語でいえばNWO(ニューワールドオーダー)といえるでしょう。
ユートピアか ディストピアか
変わる世界は、私たちにとってどう感じる社会になるのでしょう?
良い面を見れば、
あらゆることが繋がり、多くの労力を要する仕事はAIなどが代わりに行ってくれて、健康状態は常に管理され、世界中どことでもすぐに繋がることのできる社会です。ムーンショット計画にあるように、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会になるのも言葉ばかりではないかもしれません。当ブログのアーカイブにも書いたように、人は超人として、多くのことを乗り越えるかも知れません。
ただ、悪い面を見ればディストピアです。
上記の良い面は、本当に一部の人間しか享受できない可能性があります。
例えば現在だって、武器を持って数百年前のような戦争をしている人たちもいれば、エアコンの効いた事務所でドローンを操作して爆撃を支持し、仕事が終わると子どもの部活の応援に行ったりしている人もいます。
凄まじい格差が訪れる未来も充分あり得ます。
それどころか、不要な人材とされれば人口削減の対象に多くの人がなるかもしれません。
それにしても、これほどの大計画でありながら、なぜ政府は大して広報しないのか。
それが多くの憶測を生む原因になっているのも事実でしょう。
目標は2050年となっていますが、急に変われるものでもありません。今も徐々に徐々に超スマート社会に向かって変化しています。
大人のみならず、子どもともしっかり話し合っていかなくてはいけない問題なのではないでしょうか・・・