「地下壕での遺体はヒトラーのものではなかった。ヒトラーは生きている。」
これは1945年、ポツダム会議の中で、ヨシフ・スターリンがトルーマン米大統領とチャーチル英国首相に言ったとされる言葉です。
ポツダム会議では脱出したドイツの指導者と、様々なルートで行方不明となっているドイツ人を探すためアメリカが遠征軍を南極に送ることが同意されていた・・・
今回は、名演説家で、世界的悪人として有名なナチス党首アドルフ・ヒトラーが、実は自殺しておらず、「ある場所」へ逃げた・・・という話です。
ヒトラーは生きていた!?
ヒトラーは歴史の教科書などでは、第2次世界大戦の敗戦で自殺したとされています。
アウシュビッツでのユダヤ人大虐殺などで有名であり、世界的悪人の象徴としてご記憶の方も多いと思います。大戦以後、確かにヒトラーは完全に歴史からその姿を消しています(ヒトラーの命日は1945年4月30日と言われている)。
しかし、ヒトラー生存説は多々あり、それらしき写真も見ることが出来ます。
↑この写真はヒトラーは南米ブラジルに逃げ、そこで95歳まで生きていた、という説のものです。もちろん、映っている人がヒトラーだという証拠はありませんが。
生存説の奇妙な共通点は南米に行ったという点です。この写真も晩年のヒトラーとされています
さて、これらのみならず、ヒトラーやドイツ人将校たちが戦後を生き延び、ある場所に逃げて生活していた・・・というのは実は1980年頃に書かれたとされるとある資料に書かれているのである。その資料は2002年、アメリカのワンライトドットコムパブリッシングという出版社に送られて来て、しかも差出人不明だったためネット上で公開をした。しかし、結局著者が名乗り出ることはなかったといういわくつきのものである。以下はその中身をまとめたものである。
ヒトラー達は故国を捨て、別の場所で復興を目指していた
1943年、第2次世界大戦におけるヨーロッパ方面の大勢は決していた。ドイツのヨーロッパでの敗戦は濃厚になっていたのだ。
それを知ったドイツは、戦争の際の【万が一の計画】を実行に移すことにした。
軍隊と出来る限りの民間人をドイツから非難させ、新たな拠点へ向けて出発させたのだ。
【万が一の計画】で移動した特に優秀なドイツ人たちは、ドイツの軍用列車に乗って移動していた。医師、建築家、教師、職人・・・各職業のエキスパートが乗っていた。
新しい国・都市を作るにあたって、しかも軍用になる拠点造るために必要な人材は全て避難させていたのだ。
これらの動きは、諜報部の報告や航空写真でも確認できる。ドイツのバルト海の港で金や貴金属、産業機械など大量の物資が輸送されていた。
ただこれはドイツの行動の一部でしかなかった。船のみならず、飛行機、潜水艦などありとあらゆる方法で次なる地に向け出発していたのだ。中には円盤型翼機もあったというが・・・
蛇足になるが、ヒトラー脱出の際「U-3523」という潜水艦が使われたという話がある。これは同艦はイギリスのB-24爆撃機によって撃沈させられ、乗組員58人は全員死亡とされていたものの、「U-3523」の残骸の行方が不明だったため、実は撃沈は嘘で、ヒトラーを逃走させるために使われたというものだ。全長76.7メートルの「Uー3523」が当時最先端の潜水艦だったこともこの話に真実味を与えていた。
Uボート(写真は別型)
しかしこの話は2018年、デンマーク北部沖の海底で残骸が見つかったことから、あくまで噂話で留まっている。
彼らは南半球に消えた・・・
第2次世界大戦終結までに、実は連合軍はドイツエリートたちの脱出計画をある程度把握していたという。
事実、スペインのアヤモンテ港までドイツ人たちが移動したことは監視・確認されているのだ。連合国上層部も、終結時でもドイツの降伏はジェスチャーに過ぎず、ドイツ人たちは時と場所を変え、再び戦うことになるだろうと考えていた。
1944年12月15日。ロンドンで最高秘密会議が行われた。その席でアイゼンハワー大将は次のように語った。
「我々の諜報部隊は数週間、ドイツ人たちの秘密行動を監視してきた。しかし彼らは結局不意打ち(戦闘行動)はしてこなかった。それどころか、今や数千に及ぶドイツ部隊がスペインの港から姿を消している。」
「おそらく、その中の1人にはドイツ人指導者、アドルフ・ヒトラーがいただろう。」
今日、これらのことはCIAの機密報告が認めている。
「地下壕で発見された死体は、ヒトラーのものではない。指紋も歯型もヒトラーのそれとは一致していない。1974年までは、本物のアドルフ・ヒトラーも、彼のものと証明された死体も、発見されてはいない。」
このCIAの報告書以外にも、OSSの報告書によると
「ドイツ人たちは南米や南半球に消えた」
というものがある。
※OSS・・・CIAの前身。第2次大戦中の情報特務機関
しかし、彼らは結局見つからなかった。
諜報部員曰く、
「彼らは文字通り、地球に飲み込まれたのだ」
という。
続編
→(第2部)地球内部に入ったドイツ人は、アトランティス人に出会った!
(第3部)南極には秘密がある!地球内部文明は記録されていた