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ガン検診は悪魔の誘い?! チェコ・リポートで健康診断の真実を見る

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健康診断を受けましょう | 株式会社 旭

現代人はほとんどの人が健康診断を受けていると思います。

そして検診結果の数字を見て、健康だとかあそこが悪い、ここが注意だと話しています。
日本人は健康診断が大好きで、人間ドックの受信者も年間300万人以上の人が受けているそうです。

 

この健康診断に、ある程度年齢が行くとプラスされるのがガン検診。
子宮頸ガン検診が20歳以上の女性、大腸ガン、肺ガン、乳ガン検診が40歳以上、胃ガン検診が50歳以上が推奨されています。
もちろん、これも多くの人が受診しており、結果早期で見つかって良かった・・・などという話も聞きます。
実際に、この検診のおかげで助かった人もいることでしょう。

 

しかし、ガン検診の効果を真っ向から否定するデータも存在しているのです。
そのデータとは、いわゆる「チェコ・リポート」。

一体、チェコ・リポートにより明らかにされた事実とは何なのでしょう?
ガン検診の本当の意味とは?

 

 

 

ガン検診は悪魔の誘い?! チェコ・リポートで健康診断の真実を見る

特定健診と健康診断の違いとは? 対象となる人や項目を解説

チェコ・リポートはほぼ黙殺されています。

この調査報告は、あまりにも現代医療に対して問題を投げかけているからです。

 

チェコ・リポートは主に肺がん検診に関しての調査です。

肺がん検診は、
①胸部レントゲン撮影
②細胞診断(喀痰検査)
この2つで行われています。

この肺がん検診を約6000人の喫煙者に対して
A.定期的に検診をするチーム
B.検診はしないチーム

の2つのチーム(各3000人ずつ)に分けて、3年間にわたり調査されました。

 

その結果、次のようなことが判明しました。

肺がん発症者数
A(検診有)チーム:108人
B(検診無)チーム:82人

肺がん死亡者数
Aチーム:64人
Bチーム:47人

総死亡者数(肺がんに係らない死者を含む数)
Aチーム:341人
Bチーム:293人

3年間の調査によって解ったことは、
肺がん検診を受けた方が、肺がんになりやすく、死亡率も高い、というものでした。
検診を受けると約30%肺がんになる確率が上がり、
検診を受けると約35%肺がんで亡くなる確率が上がり、
さらに死亡率も15%ほど上昇するという数字が出たのです。

 

この差は、「たまたま」だとか「偶然」ということで済む数字出ないことは、統計学に詳しい方なら特に理解できるでしょう。
肺がん検診を受けることにより、疾病や死亡のリスクは高まる。

それがデータとして確認できる、ということなのです。

 

 

なぜ、肺がん検診でリスクが上昇するのか?

肺がん検診|がん検診|公益財団法人東京都予防医学協会「元気で ...

では、なぜ肺がん検診により、これほどまでハッキリとリスクが上昇するのでしょう?

実はアメリカやフランスでも同様の実験が行われ、
結果としても同じく検診受信者の方が、疾病率も死亡率も高くなっています。

そこから研究者たちは次のような理由を挙げています。

①レントゲン検診を定期的に行ったことによるX線被ばくにより、ガンが発生してしまった
②本来なら放置しても問題がなかったガンを発見、不必要な治療(手術や投薬など)で死亡者が増えた可能性がある

 

研究者たちにおいても、
ガン検診によりガンは誘発され、
ガン治療により命を落とした・・・

という可能性を否定できない結果となってしまったのです。

※ちなみに過去に「抗ガン剤の真実を追う!」という記事を書いています。よろしければそちらも併せてお読みください

 

 

もう1つ知識として持っておきたいのは、

検診でガンを誘発すると言われているのは肺ガン検診だけではない、という点です。

 

その代表的なものはCTスキャン。
身体の断面図を撮影することに使われる医療機器ですが、
このX線被ばく量は、通常のレントゲン撮影の数百倍になると言われています。

消化器系(胃や腸)の検診の時にバリウムを飲んで造影検査や、その際にCTスキャンを使うこともあります。

ガン検診も知識を持ったうえで
受診する、しないを決めないと、
本来罹るはずではなかったガンと診断されてしまう可能性すらあるというわけです・・・

 

 

 

自分で考え、導き出した答えこそ最良の道

チェコ・リポートは基本的に黙殺されていますが、
日本の厚生労働省はこれに対抗すべく手を打ったことがあるようです。

チェコ・リポートの約10年後に
「肺がん検診を受けた人は、肺がんによる死亡率は半減している」
という、チェコやアメリカでの調査を真っ向から否定するものでした。

 

これに対して「ガン検診の大罪」という本を著している岡田正彦医学博士は、
「厚労省のデータは過去のデータをかき集めて作成したもので、一般的にあまり信用のおけないデータです。一方、チェコ・リポートなどのような計画的な比較追跡調査を行ったデータは信頼のおけるものとされています。」
と語っています。

確かに、過去のデータを集めるだけでは、
結論ありきの結果を作ることも出来てしまいます。
それは調査ではなく、捏造とも言えます。

 

さらに、ガン検診は金の卵であるはずの日本がん協会ですら、
「子宮体がん、前立腺がん、甲状腺がん、肝胆膵腎がん(肝炎ウイルス・キャリア検査を除く)などの検診は、死亡率が減少するというには十分な研究が発表されておらず、今のところ効果があるかどうか不明だったり、有効であってもデメリットが大きかったり、あるいは効果がないことが示されています。」
と、ガン検診のデメリットを認めているのです。

※ただし、さすがに胃がんや肺がん検診は有効性を主張している(上記の厚労省の作成したデータによるところもあるでしょう)

 

 

個人的な見解を言えば、
人の身体は数字だけで表すことは難しいと思います。
もちろん、それをすることが不可能だとは思いませんが、現代の科学では無理なのではないでしょうか?

自分の身体の声より、数字を信じて生活を送るのは、私は恐ろしささえ感じます。
(もっとも、身体の声を聞く、というのは簡単ではありませんが・・・)

ともかく、現代医学は完璧でもなければ、絶対でもありません。

 

最終的にはすべて自己判断になります。
今回の内容も、1つのデータとしてお使いください。

-健康, 真相探索

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