日本人の死因として長らくトップであり続けているのが「癌」です。
2021年も同様で、癌が原因とされる死者数は約38万人。
これは死因第2位の心疾患の約2倍にあたる数字です(ちなみに第2位の心疾患も長らく2位になっている)。
ガンになれば、手術か抗がん剤治療が一般的で、病院にいけばほぼ必ずといっていいほど、このどちらかによる治療が施されます。
しかし、アメリカなどでは、ガンに対する治療法に変化がすでに起きている。
手術や抗がん剤での治療ではなくなり、食事療法などの代替医療が伸長してきたのだ。
その結果、アメリカでは明らかにガンでの死者数が減ってきている。
そのアメリカのあるガン専門サイトでは、ガンになりやすい食事としてあげられているものがあるのです。
それらを参考にしつつ、アメリカで闇に葬られた研究も少し覗いてみましょう。
ガンになってしまう危険な食事!? ガンを誘発する薬!? 葬られた研究とは
ではさっそく見ていきましょう。
アメリカの乳癌の専門サイトであるThe Breast Cancer Charities of Americaによれば、
次のような食品に注意が必要だとしています。
ガンを誘発する食品8つ
1.GMO食品(遺伝子組み換え食品)
2.加工肉
3.砂糖
4.人工甘味料
5.小麦粉
6.養殖のサーモン
7.果物(慣行栽培)
8.マーガリン
1.GMO食品
GMO食品(遺伝子組み換え食品)は、目立たないように私たちの食生活に紛れ込んでいます。
GMO食品といえばトウモロコシや大豆がとくに有名ですが、
GMOトウモロコシはお菓子に使われているコーングリッツやコーンシロップ(ジュースなどに添加)、コーンスターチ(でんぷん)など多くの製品に使用されており。
大豆も醤油、味噌、ダイズ油や乳化剤(非常に多くのお菓子などで使われている)など幅広く使われています。
↑上の写真はGMO食品を食べさせたモルモットです。身体に信じられないくらい大きな腫瘍が出来ています。消費者庁なども安全に配慮していることを強調していますが、事情を知っている人は極力避けているのが事実だと思います。
2.加工肉
加工肉とはハムやソーセージ、サラミ、ベーコンなどのこと。
これも有名な話ですが、加工肉には非常に多くの化学添加物が使用されています。
WHOも2015年に、毎日50g以上の加工肉を食べるとガンに罹患する確率が約20%上昇すると発表しています。
添加物を使わない加工肉なら問題が無いと思われますが、現代でそれを探すのはなかなか骨が折れます。
3.砂糖
4.人工甘味料
砂糖に関しても人工甘味料に関しても、以前に当ブログで取り上げていますので詳細はアーカイブに譲ります。
⇒砂糖は毒か?
⇒人工甘味料は安全か?
この2つには多くの問題が指摘されています。
砂糖の摂りすぎは糖化を発症し、ガンを始め様々な異常を起こすことが指摘されています。
人工甘味料(アスパルテームやアセスルファム、サッカリンなど)もガン、心疾患、糖尿病や肥満などを誘発するとされています。
ただ、砂糖に関してはミネラルが多く含まれる粗糖などは過剰に摂取しない限り大きな問題は出ないと思われます。
5.小麦粉
小麦粉も遺伝子組み換えの問題があります。
のみならず、小麦粉は食べ過ぎるとリーキーガット症候群(腸に問題を起こす)を発症することも懸念されています。
小麦粉は麺類やパンなど、非常に多くの食品で利用されているので、気を付けないと小麦粉の摂りすぎになってしまいます。
6.養殖サーモン
これは端的に言えば遺伝子組み換えサーモンです。
↑上の写真を見てもらえば一目瞭然です。
遺伝子組み換えのサーモンは、非常に経済的です。
だから、サーモンは安いのです。
インディアナ大学の研究によれば、養殖サーモンにはディルドリンやトキサフェンなど複数の発がん性物質が含まれていることも解っています。
7.果物(慣行栽培)
慣行栽培とは、一般的に行われている農薬や除草剤、化学肥料を使った栽培方法のことです。
果物は虫や病気の問題を解決するため、多くの農薬が使われます。
これにより、体調を崩す農家もいるほどです。
また、海外から輸入される果物は防腐剤が使われていることがほとんどで、この防腐剤にも発ガン性のあるものが使用されています。
果物の中でも、残留農薬のトップに長年君臨しているのがイチゴ。
イチゴには少し気を付けた方が良いようです。
8.マーガリン
マーガリンは色々と問題のある食品なのですが、その中でも特にトランス脂肪酸は発ガン性物質と言えるでしょう。
マーガリンに多く含まれるトランス脂肪酸は、乳ガン、前立腺ガン、膵臓ガンのリスクを上げ、人によっては”発ガン性油”などと言っています。
マーガリンのみならず、キャノーラ油にもトランス脂肪酸は多く含まれているので気を付けてください。
このように、ガンを誘発する食品は身近に多くあります。
怖いのは、マーガリンや人工甘味料、そしてGMOなど、
見た目では分からないところに使われているものが多くあることです。
気が付かないうちに多量の発がん性物質を摂取してしまう・・・なんてことは珍しいことではないのです。
長年、日本人の死因第1位をキープしているのは、ちゃんと理由があるのではないでしょうか?
チャイナ・スタディで見るガンになる食事
前述のとおり、アメリカでは近年ガンによる死亡者数が減ってきています。
そのアメリカにあるコーネル大学の名誉教授コリン・キャンベル博士が著書「チャイナ・スタディー」にガンの原因について究明しています。
そこでは、
「肉・牛乳・卵などの動物性タンパク質がガンを増やすことが研究で分かった。中でも最も非常にガンを増殖させるものは、牛乳のタンパク質の87%を構成しているカゼインである。肉を摂っていない人でも牛乳や乳製品、乳化剤などを摂るとガンが増殖することが判明した。反対に植物性食品はガン細胞の成長を抑制させる。特に未精製(つまり玄米や全粒麦)のものがガンに対して効果的だ。
つまり、単一の栄養素を摂取するのではなく、色々な成分を一緒に摂るということが効果を上げるのである。数多くのの栄養素が私たちの体内で複合的に協力し、作用をするとき健康体を得ることになるのである。」
といったことが主張されています。
彼はラットの実験で、動物性タンパク質を与えたラットと、植物性食品を与えたラットを比較しました。その結果、動物性タンパク質を与えられたラットのガン細胞は大きく増え、植物性食品を与えられたラットはガンの増殖は見られなかったのです。
あくまでラットの実験ではありますが、
人間に対してもある程度は同様の効果があることを想像するのは難しくありません。
現代は、安くて簡単である程度美味しい食品が手に入ります。
反面美味しくとも、値段は高くて、調理も必要なものも打っています。
どちらを選ぶかは、あなた次第です。
つまり、健康でいられるかどうかも、あなた次第、というわけです。
おわりに
蛇足になりますが、
ジャーナリストの船瀬俊介氏がガン治療の専門医271名に無記名アンケートを行ったことがあります。
その結果、
実に99%の専門医が”(もし自分がガンになっても)抗ガン剤は使わない”と回答したのです。
食事ではガンになりやすいものが氾濫しており、
ガンに罹っても、ほとんどの医師が拒否する治療薬を使われているのです。
これは資本主義下では、ある意味、当たり前のことかもしれません。
金を儲けるのが”素晴らしい事”と設定されているからです。
患者を作り、生かさず、殺さず。
これが金儲けにとっては素晴らしいサイクルですから。
(もちろん、善良な医師もたくさんいることも知っています)
様々な情報に触れ、自分の考えを刷新していく・・・
それは現代では必須のことなのでしょう。
ガンにならない方法も、ガンを治す方法も、自分で調べて自分で選べる時代なのですから